Sigmaの至極のパイソンペット装具(第2471回)
本物の高級パイソン(蛇革)のカフェリード
昨日は昨年の春の海老名のアウトドアドッグマルシェに立ち寄って下さったお客様のご来店がありました。
当時気に入っていただいていたようで「いつか機会があればお店に直接行こう!」と思っていたらしく、年を越えたのに覚えていてくださったようでオーダーを頂きました♪
忘れない位印象が強かったみたいで光栄です。
確かに昨年一年イベントに出店してきて革装具を扱っているお店を見てきましたが「ここすごいな・・敵わない」と贔屓目ではなく素直に思える位自信がありましたので「わかる人にはわかる」のでしょうね。
ちょうど幕張に向けて商品を作成するにあたり「ほんとにこういうの作っていたら反響頂けるのか・・?」と、不安に思いながら作っているのもありましたのでちょっと心がホッとしました(^^♪
では本題!!
満を持してSigmaならではのエキゾチックレザーを混ぜた犬装具・パーツを製作開始しました。
そんな中、昨年を通していろんな装具やお散歩グッズを製作してきましたが、正直「皮革」に関してはリミッターをかけていました。
というのもSigmaが装具を作ったら反響があるのかないのか自信がなかったからです。
ほぼ牛革主体で製作し、本気で作りこんでいたけど皮革に関しては一番の武器の「エキゾチックレザー」は一部の首輪だけに抑えていました。
ではいつエキゾチックレザーを展開して世に啓蒙するのか?を自問自答したところ、やはり幕張や国際展示場のような見本市(展示会)の機にやるべきなんじゃ・・?と。
「今いかないでいついくの?!・・・今でしょ!!」
と答えが出たので高級な皮革を裁断してちょっと持って行ってみようかと思います。
ということでまずはイタリア革をベースに裁断して下地処理を施していきます。
粉まみれになりますがこの処理をするかしないかで仕上がりががらりと変わるので頑張ってましたww
いやーきついwwこの私がエプロンをして懸命に下地処理を行っていきます。
バリを取ることで立体感も完成時に出ますし高級感を植え付けることが出来ます。
この時点で海外買い付けの革首輪などはこの処理をしていないものもしばしば見受けられ、差が生まれるのです。
そして・・・・
蛇革を張り合わせてミシン縫製を行っていく。
糸、幅も考慮しながらSigmaのカラーリングあふれる蛇革を用いて更なる高級感を求めて組み上げていきます。
するとですね・・・
ダイヤモンドパイソン・モラレスパイソン・ベビーパイソンの帯パーツが出来てきます♪
いやー実にカラフルですね!!!
私が知る限りこんなに蛇革の色のバリエーションを持ち合わせているお店は他にありません。
ということはエキゾチックレザーの中でもSigmaのパイソンは大きな「武器」なんです。
あのかつて日本の三大メーカーの一つ「ALZUNI」に在籍していた時もここまではラインナップ揃わなかったので。
ましてやこの皮革、海外の一流ブランドが扱うタンナー様にSigmaオリジナルで組んでもらっているので質も世界最高峰です。
この張り合わせた皮革ベースのコバを磨き上げて処理していきまして・・・
ミラクル係留リードが生まれますww
なぜここに力を全振りした?!笑
と言わんばかりのサブパーツに力を注いでみましたww
金具もベアリング付きの特注品、そこにイタリア革の黒ベースに最高峰クラスのパイソンで組み上げたまさしく「エキスパート係留リード」が誕生しました(*‘∀‘)エヘッ
どの業界でも後追いってあるじゃないですか。そしてその方が優れていることが多いじゃないですか。
でもそんな後追いなんて許さない・不可能?と思わせてしまうような逸品を鼻から作ってしまえばそこは独壇場なわけですよww
「そこに全振りするなんておかしいわ・・」と同業者に注目されなかったら可能性・参考の材料から外れてくれているのでそれが正解。
この組み合わせや仕組みがわかろうと追随できない心技体三拍子そろったエキゾパーツなんです♪
Sigmaのお客様って個性的な人が多いじゃないですか~
なので犬の装具に関してもごく少数のサブカルチャー好きな方がいたら刺さると思うんですよこういうぶっ飛んだ製品ww
針に糸を通すような確率の製品ではありますが、そこに目を向けていきたいです。
奇抜なファッション・アクセサリー文化が衰退するだけでなく車も昨今では規制やらなにやらで面白くない車が増え、色も白黒ばっかりじゃん?!
革装具も一緒でクラシックな革路線もまたごく少数の需要の世の中なんですよ笑
それでも生き残るためにはその少数の需要の上に君臨する必要があるんです。
そう思いながら他のサブ的なぶっ飛んだパーツを作り続けるのでした♪
この製品、幕張でデビューしていきます。良かったら遊びに来てね!!
ではでは~