幕張メッセの為に最後の最後まで準備!原皮から無垢の素材を使用して作る犬装具(第2473回)
準備不足でもなんのその。攻める姿勢は揺るがないSigma。
いやー、一昨日は自宅からブログを書き、店舗はミサと相原に任せて休みました。
でも昨日は珍しく22時過ぎまで残業してひたすら準備をミサ君と行っていました笑
ここ一週間は一般作業と絡めて速攻でパイソン商品を製作してみたりとラッシュをかけていたのですが、
身体があんまり持ちませんでしたww
昨日も相原が革の下地を連日作りに来てくれていたので無駄なく作りまくりww
指が擦れたり皮膚が割れる程に。多分これ相当頑張っていたんだと思います。
それでもあさはかなSigmaは準備万端まではもっていけなかったというね!!
と、とりあえず昨日の内容をご案内していきますかね!!
Sigmaらしさを出すために使用する別注ベルギールガト!!
昨日は琉球ブルーとアザレアピンクをチョイスして製作をしました。
Sigmaの犬装具は国内外から商品を仕入れて販売する一般企業とは異なり、原皮を仕入れて無垢の素材から商品づくりをしているところが強く推せる長所です。
その使用する皮革は革製品を扱う犬具のメーカーともまた異なり、主に日本・ベルギー・イタリア・英国製の海外ブランドでも採用される様な高級資材を使って普段ペットショップやホームセンター等ではまず見る事ができない様な作品作りに励んでいます。
勿体ないレベルの皮革を裁断して敢えて犬装具化させて他企業との差別化を計っています。
パラシュートコードやナイロン製品が多い犬装具業界の中、革のクラシックスタイルを貫き通し続けるSigma。
高級感は革が圧倒的に一番ですが、色んな色味で華やかなワンちゃんグッズがパラコードやナイロンで出ていて比較すると巷の皮革製品は「地味」な感じで見劣りもするんですよ。
そして世界的に見ても日本のペット用品は色んなサイトを拝見していくと気付くのですが後進国だと認識しています。
そんな中で「ペット用品の生産需要が落ちた革もまだまだやれる。パラシュートコード・ナイロン製品を扱うお店と肩を揃えたい。それを証明するには時代に見合う新しい仕組み・デザインの革製品を製作する事」がSigmaの出来る事だと感じて日々精進しています。
その一心で下地処理を行い、コバを磨き、縫製を入れて命の息吹を吹き込む。
もうね~、めっちゃくちゃマジなんですよ。徹底的に作り込んでいかないと勝負出来ませんからww
そして他社がなかなか覚悟をもたないと追随出来ない仕様にまで高めた商品を作らないと意味がない。
そんな気持ちで組み上げています。
そして革だけでなく・・・
金具まで徹底的に拘っています。(ココ重要!)
画像の商品は全てベアリングや座金式を採用していまして、商品によっては特注で製作依頼をかけたり、自分達で生成して作っています。
そう、金具も一部自給自足製作が出来るのもSigmaの強み。
この金具がしっかりしているかしていないかまで見る飼い主さん達はそこまで多くないですが、実際に現物を見た時に気付くポイントなんです。
中にはメーカーさんではこの金具部分をコストカットのポイントにしていたりもするんです。
今回幕張メッセに足を運ばれる方もいらしたら他のショップさんの金具と比較してみると良いでしょう。
多分Sigmaの右に出るメーカーさん、いませんから。言い切れます笑
Sigmaの得意の革と金具を融合して作り上げるとオブジェ級の犬装具・用品が出来上がります。
こんな感じにね。
「ベルギー別注ルガトショルダー多頭買いリード」の誕生ですww
めっちゃめちゃ素敵ですよね。
前回等々力ドッグフェスティバルに出展した際にアザレアピンクだけこの商品を製作して持って行ったのですが、期間中に完売したんですよ。そして欠品ww
なので今回は琉球ブルーも含めて昨日再製作したという事です。
革が好きな人には魅力的な作品に見えるかと思います。
そしてブログの頭の方で「長所」を語りましたが「短所」を述べていませんでしたね笑
私が感じるSigmaの犬装具の短所としましては・・・
「手が掛かりすぎて生産性が悪い事」です!笑 ほんとね、大変なんですよ量産が!!爆笑(゚∀゚)
でも、手に入れてくれる方々にはそれだけ手が掛かったものを使って欲しいから苦にはなりません。
「周りのワンちゃん達にも見劣りしないから胸張ってアピールしてしまえ!!」みたいな気持ちです笑
そんな気持ちで明日から、幕張メッセに出撃してきます!!!!!