インターペット2025イベント商品②(第2513回)
長さに限界があるブッテーロをリードに応用する術の模索からの商品化
インターペットまであと10日。
カウントダウン開始です。こんなにロングスパートでモノづくりしているのはALZUNI時代以来です。
そして本気も本気のペースで突っ込んでいます。
でも、オーダーのお財布や革小物もちゃんと作っていますよ!!笑
今日も一本お財布が完成予定です。そしてアイコスケースも製作して納品待ちまで持ってこれました。
イベント前でも引き続き受注は何でも受け付けていますのでお気軽にお申し付けください。
では本題!!
ブッテーロの皮革をリードのラインナップに加えていきたい。そのためにはどうするか。。。
今回はブッテーロのリード商品が出来るまでの話。
ブッテーロってイタリア革のWショルダー部分を使用していまして、現時点でSigmaが持っているブッテーロは最長120CM弱なんですね。
すると、この一本ではリードを製作する事は困難です。
でもSigmaの装具は首輪・スライドハーネス・ハーフチョークにブッテーロを採用していまして、今回は主力の皮革でルガトショルダー5色を下げたんですね。
この時にブッテーロの首輪を選んだけど関連するリードがあまりないんです。
これはスライドハーネス・ハーフチョークにも同じことが言えるんです。
その為に昨日の様な万能タイプのベンズのリード等を製作している訳ですが、中にはトータルコーディネートで
リードも皮革を合わせたものを使用したい方もいらっしゃいます。
でもブッテーロ単発のリードを製作する事は不可能。
でも、部分使いで製作する事は可能なはず。そんな考えから長さを測って商品化を狙うべく製作していきました。
上の画像は手元のパーツで係留パーツを製作する時の物です。
そして部分使いでしかも見栄えする商品を狙いまして・・・
帯に縫製を入れていきます。
部分遣いをするけどメインの黒帯などにはその同色のステッチを入れる事によって関連付けさせるイメージの外観を作り出せます。
すると・・・・
ブッテーロと同色の帯が出来上がってきます。
うん、これならいける。
ヌメ色に対するブッテーロ製品は色味的に黄色やオレンジは色ボケしてしまうのでブラックのみでラインナップに加え、ヌメ色志向の方は別注ないしベンズ帯で対応する事とします。
そして、部分遣いの為に2ピースのカスタムリードを製作するので・・・・
金具を選抜して決めて、縫製箇所にもカラクリを作りつつツイストを使ってブッテーロを入れる。
もうね、想像して一気に組み上げていくしかないんですよww
経験を基にぶっつけ本番モデルをいっぺんに量産しました。
でもこれがまた個性ある高級感満載のブッテーロ交じりのフルイタリアンレザーリードが出来上がります。
思っていた以上にオシャレなイタリアンレザーリードが出来上がる。
これは・・なかなか傑作級なカスタムリードが出来上がりました。
長さが足りないなりに製作したリードというよりもこの為に製作したリードという形に仕上がっております。
ってか最後に作った茶色を一緒に撮るのを忘れました笑
でも、、撮り直すのは今回後回し。こんな感じに出来上がりましたよ!を伝えたいだけなので。
とにかく、Sigmaの一つ一つの商品にはルーツやストーリーがあります。
なんとなく組んでいるのではなく徹底的に足りない頭をフル回転させて産んでいる商品群です。
この足りない頭で今日も徹底的に練りに練って商品を製作していきます!!
ではではっ
[Sigma_for_pets]←イベント用インスタアカウント