別注ルガトのツイストハーフチョークカスタム(第2540回)

インターペットにてリピーター様の別注の唯一無二のハーフチョーク

一般作業を一気に作業を詰め込んで徹底的に進めている一週間。

今日もひたすら作りまくって水曜日の時間を作るべく行動中です。

水曜日は私が東京出張の為不在となりますので先にお伝え申し上げます。

ミサ君がいますので通常営業はしています。

では本題!!

ツイストハーフチョークはめっちゃ手が込んでいる逸品!

本当はまだ揚げる予定ではなかったんですけどね、インスタグラムと連動させます。

このお客様にメンション頂いたので今日は急遽このネタで進めさせていただきます。

使用するのは別注モデルの琉球ブルーとアザレアピンクのルガトショルダー。

インターペットで製作したツイストハーフチョークの更なる別注モデルが今回の話です。

まずは手切りで裁断しまして、ハーフチョークパーツは以前お客様が違うモデルで使用していた物。

もちろんウチの金具です。

元々使用していたハーフチョークのパーツからカスタムの為に外し、この金具が浮いたので新たにもう一発ハーフチョークを製作したという流れ。

このハーフチョークも徹底的に作り込んでいきまして・・・

編み込みの穴の大きさと感覚が勝負の分かれ目。そしてバリ取りも徹底的に。

地道に地道に下地を作っていきますよ~ww

今回お客様からは編み込み終えて金具が一番緩い時と閉まる時の寸法をご希望されました。

編み込んだ時の間隔と革の厚みによってお客様の寸法にどこまで合わせられるのかはなかなか未知な部分が多く、

その為になかなか定番ラインに登場できない課題が残るツイストハーフチョーク。

しかしながら数をこなしていくうちにセオリーこそ存在しないものの、感覚で「こんな感じにするとこの寸法になるだろう・・」みたいな脳内にだけ残る教科書が作られてもいるんですww

それがこの切れ込みの幅、そして次の切れ込みまでの間隔です。

切れ込みだけでなく角も磨き上げて艶々♪

ここからが一発勝負になります。画像でネタを披露しても簡単にはパクれる技ではないので普通に載せちゃいますw

これむずいんですよ非常に。

シルバー作業並みに「一発勝負感」が強い作品なんですね。

革に入れる縫製も対の色で派手にしていきつつギッチギチに編み込みを入れていく。

こんな贅沢な革と技が融合されたハーフチョークはなかなかないでしょうね。

編み込んだときはもうね、弾力性ゼロ!笑

これでもか!というほどに硬い編み込みに仕上がっております。

どうせ作るなら同じクリエイターが「なにこれ・・」というレベルまで高めたいですし、お客様にも他の飼い主様達に自慢させてあげたいですからね♪

そして最後に寸法確認。閉じた時の誤差はほぼなし!

これ測るまでは不安ですよww

だって厚みと切れ込みがイメージとズレているのか合っているのかは組み上げるまでは分からないので。

そして・・・

開き切っている時の幅は・・・誤差約5mm。

これは許容範囲としました。

というのも持ち込みのチェーンの長さ、コマの間隔の関係上この誤差が生まれるんです。

例えばこの長さを合わせるためにコマを一つ外せば合わせられるんですが、今度は閉まったときの幅が縮まってしまう訳です。

そうなるとどちらを優先するかというと緩んだ時の幅を広げる方なんですね。

というのもワンちゃんの頭が通りやすくなるから。とかいろいろあるんですよww

その結果・・・

気持ちを全開にぶつけたツイストハーフチョークが出来上がる。

なかなかここまで手を入れる作品は量産が出来ないのでイベント出店では見る事が出来ない系のレベルの製品になりますが、オーダーを頂ければ製作致します。

経年変化で柔らかくなってご使用出来ますので安心してご使用してくださいね!!

ではではっ

オーダーありがとうございますっ

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