ベンズのザッ!シンプルベルト(第2559回)

シンプルながらとても個性光る姫路レザーの歴史ある皮革のベルト

昨日は営業でトレッサ近くの樽町に行って来ました。

夕方からのアポだったので午前中に東京に買い出しに行って来ました。

という事でとりあえずトレッサに車を停めて、バスで鶴見に出て東京方面に行こうと決めまして・・・

トレッサ行ってきたお♪笑

なんだか当時のお店は2割位しかないんですけどww

でも中の雰囲気は当時のまま(´ー`)

この地で私の革とシルバーアクセサリーの仕事がスタートしたんだよな・・って頭をよぎりました。

しかし!そんな時間の余裕もなく鶴見に向かうも・・・

意外とトレッサから鶴見まで時間かかるんですけどww

これはなかなか時間がヤバイ・・・

という事で速攻で早歩きで東京を回り、急いで戻ろうとするもどこかの馬鹿が踏切の緊急停止ボタン押したらしく電車がストップww

そして乗りたいバスにも乗れない事が確定し、「やべー・・めっちゃ遅刻するな・・」と。

しかしそこに日中やりとりしていたお客様がスーパーマンタクシーになってくれまして、仕事が終わったタイミングで・・・

イイ感じに鶴見に車で迎えに来てくれました!!笑(゚∀゚)

ご本人はトレッサのジムに行く予定、私はトレッサに車を取りに行く予定というところからお互いの利害が一致!wwっていうかたまたま過ぎるww

いやー、有難う!マジで時間短縮してくれました!ここに書き残しておきます!!w

では本題!!

トレッサ時代のN君のご依頼ww

はい、今日はベンズのベルトですよ~!!

それこそトレッサ時代の私の右腕さんからのご依頼が先日ありまして、「部下へのベルトのプレゼント」という事でお任せ頂いて製作しました。

最初は裁断した断面が鋭利のベンズ、厚みはしっかりしており、なかなか化け物感出ています笑

兵庫の姫路産のベンズ。恐らくベンズでいうと栃木レザーを越えているんじゃないかと私は思います。

老舗の植物タンニン鞣しの古き良きというか・・よだれ級の素敵な皮革です。

しっかりとバリを取りまして、彼の顔に泥を塗らないように徹底的に磨き上げていきます。

彼とのコンタクトは3年振り位だったかな。。笑

なかなか危ない仕事をされているみたいなので私からは絡まないようにしてました爆笑(。-∀-)w

コバ面もならした後に、ここを磨き入れていきます。

これがビフォーね、ここを目留め液を入れて磨きまくっていきますと・・・

とぅやっとぅや(艶)ですわ。

カッコいいですね。

依頼して来た彼にはもったいないベルトです。

そして剣先はどんな形が良いか聞いたところ、「パッツンで!!」と。

ツウですね~wwそう、ベルトの醍醐味で「切りっぱなしかパッツン」で依頼してくる人はコアww

ALZUNI時代も実は結構パッツンはスタッフ間でも人気がありました。

依頼内容に尚更懐かしさを感じました。

なので・・・・

プレゼントという事だから剣先に名前を入れてあげましたw(◎_◎;)え?!ダサッ!!!笑

名前を晒しておきましょうww

そう、剣先にダサい文字彫って彼に画像を送ったんです。

私「プレゼント言ってたから彫っておいたよ!!」とメッセを送ると・・・

清正w「あ、マジですか!ありがとうございます!」と帰って来た・・(。-`ω-)

つまんなww

これ、実はパッツンした際に生まれた端材なんですよ笑

ダサい感じにドッキリを仕掛けたんですがやはり慣れていますね私に。ひっかからね~w

最終的にはですね・・

ヌメベンズのパッツンストレート!!カッコイイ!!

何も語らなくても風合い全開!!

何もカスタムしなくても厚みも存在感も全開!!

真鍮の捻り中一美錠を使用して完成。

これがSigmaスタンダードです。

これがデフォってだいぶ普通じゃないかもしれませんね。

きっと彼の部下も喜んだことでしょうね。

納品後「下村さんたまにマジでいたずら実践してくるからホントは「ダサッ・・まさかやった・・?」とちょっと思ってました」ってww

大丈夫。

昔と今は違うんですよ私も。

多分ね。

ではっ笑

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