ウォレットチェーンのリメイク(第2576回)

懐かしのカスタムで新調しなおす古き良きww

昨日はトレッサ族デーでしたww

この前イベントでお客様と蓮田PAにいるお客様に会いに行ったのですがニアミスで退社後だったのですが、その方が昨日遊びに来て下さりました!

いやー、楽しいですね~!話に花が咲いてヾ(≧▽≦)ノ

そんな中現在ALZUNIのお財布のリメイクを一本しているのですが、なかなか今回傑作級のを製作していて懐かしみながら楽しんでおります。

まさかね、やめて10年。過去のお財布を今もこうして触っているんだな・・と思っていたら嬉しい気持ちになりました。

そんな気持ちになるような作品を今回紹介していきます!

シルバー含めたSVウォレットチェーン☆

懐かしいALZUNIのカスタムWチェーン。

一目みてわかります。このチェーンは大阪のSVカスタムを担っていた人の特徴があるので大日店で作られたモノでしょう。

当時そういうのあったんですよ。大雑把に言えば関東では私、中部では〇〇さん、関西では〇〇さんというような代表的なカスタム施工者がいて、クセや特徴があったりしたんですよ。

今回はこのチェーンのナスカンが弱っている。かつ革部分も弱っているので作り直したいということでご依頼を受けました。

ついでにこのカスタムキーホルダーを再利用して新しいチェーンに組み込みたいと言われる。

このキーホルダーも特徴的ww

私だったらこういう配列の組み方をしないんですよ。

そういうのを感じながら・・・破壊していきます!笑

ビーズとエンドパーツを救出して新型を考案していく。

昨今ではこういうビーズパーツや、エンドパーツを作るメーカーが減っています|д゚)

当時は何でもないような部品も今となっては貴重なんですよ。

先日のスタッズの世界一のアメリカメーカーが廃業であったり、職人さんが辞めてしまったりいろいろあってね。

なので気づいたら私のスキルは古い時代の技術にもなっていたりしているというね。

結構Sigmaはしぶといというのが分かりますね!!笑

とりあえず一つ一つ地道に破壊していく。

ボンドドボドボで全然ビクともしない・・・

革の繊維がスカスカに老朽化しているのでちぎれてしまう。

経年劣化した革ひもは尚更ですね!!

そして私はやらないカスタムですが・・・

セロファンを使いつつのボンドコンビの接着カスタム。当時の方々の知恵が見え隠れしています。

こういうのを見ると尚更誰が施したカスタムなのかのメッセージを受け取れるんですよね~。

そういうのが施工していて面白いです。

リングに編み込む紐のカスタムもトレッサでは薦めたことがない方式だったりね。独自の製作者の文化が存在するんです。

ユーザーさん達はその中で自分の好みの職人を選んでいた事でしょう。

そんなこんなで一回みんなクリーニングかけるために・・・

燃やしますww不純物を取り除きます。

そして磨き直して組み直す!

使用するのはシュリンクのブラウンで!!

使えなくなったパーツ、新たに使うパーツを選抜しまして組み直します。

するとですね~・・・

エンドパーツとドラゴン巻きのフリンジ付きカスタムWチェーンに生まれ変わる。

なかなか綺麗にまとまった気がしますww

一枚目と比べて「何が変わったの?」と思う方もいるかもしれませんww

しかし!!!

全っ然チゲーから!( ゚Д゚)(笑)

まぁ、語るとこのWチェーンでも作文用紙3枚分くらい語れちゃうので辞めときますねww

久しぶりにこういうチェーンを触りましたよ。

では今日はこんな感じでっ♪

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