トラッカーズウォレットのコンチョ交換(第2579回)

懐かしの1950年代からの定番ウォレットのコンチョ交換

昨日からめっちゃお腹を壊していますww

寒暖差で体の調子が悪いのかもしれない・・・お手洗いに通いづくめで今に至ります笑

皆様も体調管理には十分お気を付けくださいね!!

気付いたら来週から幕張メッセです。準備をまだしていないww一般作業を中心にこの10日間やっています。

インスタでも新しい革の犬装具を楽しみにされている方もいらっしゃるので何かしらネタを作って持って行かないといけないんですけどねww

今は財布ラッシュやってますww

では本題へ!

お持ち込みのお財布「トラッカーズウォレット」

懐かしい外観のお財布ですね~!!ここ最近ではあまり見なくなったクラシックなハーフとロングの間のお財布「トラッカーズウォレット」。

トラッカーウォレットとは、1950年代~アメリカを走っていたトラック乗り・バスやタクシードライバー、配達員などが使っていたお財布で、 お金も領収書も、何でも入れる実用的な機能とデザインで出来ていて、

領収書が嵩張ってもどら焼きみたいに大容量入ってくれるんですよww

今回はこのウォレットのコンチョがどうしても好きになれないというお客様のご依頼で・・・

コンチョをアメリカ10セント銀貨に作り替えます。

元々ついていたニッケルコンチョがカシメで出来ており、使いまわし不可能の作りになっていましたので、お客様に了承の下、コンチョを破壊します。

結構荒々しい作りになっていたコンチョ、破壊してシカゴスクリューを装備したコンチョと入れ替える。

コンチョのモチーフが元々少しネイティブ感あったのですが、1ダイムコンチョの方が記号性も薄く万人受けしそうなお財布に変わりそうですね。

そう言えばこの前もお客様にトラッカーズウォレットを作りたいという話をされた気がしますww

そう、このお財布って職人さんには向いているお財布ではあるんですよね~。

大きすぎず小さすぎずのお財布で無造作にレシートや領収書を入れられるガサツさがGOODですからね。

それはそうと1ダイム銀貨をプレスかけてコンチョ化させて磨きを入れていく。

こうして思うとSigmaって万能性結構・・・ありますね!!笑

彫金作業が出来る革屋さんですからねww

このコンチョを使って・・・

アメリカアンティーク銀貨を使用したトラッカーズウォレットに生まれ変わる。

うん、私的にはネイティブよりもこういう雰囲気の方が好き。

というかコンチョが変わるだけでここまでイメージが変わるのはほんと革小物とシルバーの醍醐味ですよね~。

時代遅れと言われてもこういう物に携わり続けていきたいものです(゚∀゚)

こういうのに手を加えていていつも思うのは「サブカルチャー」に焦点を当てて仕事を続ける難しさです。

ほんとこれだけはどうしようもないですね!笑

でも、昨日もお客様と話していてどの業界も言える事ですが粘ることが大事だともおもいます。絶対に。

まぁ、思う事を書いてしまうとまた長文になってしまうので今日はこの辺でww

ではっ

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