作っている物を客観的に見直す時間をお客様から頂いた二日間(第2852回)
Sigmaに対して自分が思っている感覚とお客様が思っている感覚の違い。
昨日もカヲル君が一生懸命わからないなりに作業をしていました。
それは犬鑑札のケース。先々月に原皮から裁断してもらい、その後途中まで製作したまま後回しにしていたパーツなのですが昨日はカヲル君がブログを書いている間に私が整形して下地を作る。
その後昼食を経て私は確定申告の作成の為にパソコン作業をひたすらしていたのですがカヲル君は下地を作った犬鑑札ケースにコバを塗っては磨きをひたすら繰り返していました。
「爪楊枝をこうして使ってやるんだよ。」とあの子に適したやり方を伝えてミサが過去に作ったわずかな下地の見本を見せて「こんな感じが理想ね!」と見せて施工してもらう。
私はPC作業をしながら時折カヲル君大丈夫か?と思って眺めると真剣に犬鑑札ケースの下地を作っていました。
いざ仕上がりを見てみると・・思っている以上に出来は良さそう。
週に一回しか来ない方ですが二か月目。ここまで見て来て器用さは本人は気付いていないかもしれませんが人並み以上にあると見ているので試しに木槌を持たせて構え方・持ち方・打ち方を教えてみるとブツクサブツクサ言っていましたが時間の経過とともに打った時の音がスイートスポットに当ててました。へぇ~(´ー`)
扱いやすいプラスチックハンマーではなくカヲル君は木槌でいけますねきっと。良い意味で予想外でした。
もっと頻繁に就業できる様なら踏み込んだ教え方が出来るんですけどどこまでやらせているかは少しずつ様子を見ていこうと思います。
では本題!
ベンズで作っているこだわりの商品はお客様に時間が経ってから評価されていることに気付く。

ウチでは上の写真の様に極厚で無垢なベンズを犬具にして製作していますが昨日横須賀からカメラマンをされているお客様がSigmaの編み込みハーフチョークを持ち込んでご来店されました。
よく見ると真鍮チェーンが切れている(◎_◎;)驚
でも革の部分は経年変化が出ていてメチャクチャカッコイイままほぼ無傷。
伺ってみると昨年のインターペットで編み込みハーフチョークとリードをご購入されたお客様の様でして4か月ほど前にチェーンが切れて直してもらおうとしてようやく来たという経緯。
「色々見てきたり使って来たけどコレが一番なんで直して使いたいんですよ」と。

どうやらこのカメラマンさんは他の犬のイベントの代表とお付き合いがあるようでイベントに参加もされたりもする方でした。
そういう方が「いつもいろんなイベントに参加したり客として行ったりもしてますがなかなかここまで本格的な物を作る店はないんですよ。そんな中インターペットで妻がコレを手にして来たんです。」という感じに嬉しそうな雰囲気でお話されていました。
なので犬のイベントでは説明しない皮革についてですがチェーンの直しがてらお客様が使っている編み込みハーフチョークはどんな皮革でどんな仕組みになっているのかをご案内したんですよ。
そこでお客様の中で更なる確信を得たのでしょうね。知人の話を始めたんです。
「実はイタグレを飼い始めた知人がいて犬具でおススメのお店はないか?と言われているんですがイタグレに対応した犬具はありますか?」とストライクな問いww
ウチのハーフチョークを見せると「これはいい!知人に送る!」ともう写真パシャパシャでしたよww
ここからはもう質問攻めに合いましたww
「妻からハーネスを作ったらいくらで作れるか聞いてきてと頼まれていまして~」とか知人のワンコに合うハーネスはあるのか、、今年のインターペットには来ないのかとか絡んでいるイベントに出店しませんか?とかww
話しながらハーネスを案内すると興味芯々に物色されていました。

それもそうですよね、先の写真のただのヌメ・黒ヌメの帯とかのハーネスがシンプルなのにも関わらず
微妙に変幻自在のハーネスになるんだから。革好きにはヨダレが出る商品ですよ。

値段を聞かれてお伝えすると「ぇえ?!こんだけのモノを使ってその値段で買えるんですか?!」と笑
ウチでは常連様も含めもはや何でもない事なのでイベントでももちろん何でもない事になり接客時も皮革の説明はせずに「これ良いですよ~!おススメですよ~!」位にしか薦めていないというねw
自分が作る物の評価とお客様からみた製品の評価に差が出てます。
そんな私とお客様の時間のやり取りを終えて退店を見送り、カヲル君に「まぁこんな感じに私が作業している時にアナタには接客をしてほしいから雇った訳なので覚えてくれ!」とカヲル君に振り向くと・・どこぞのアニメキャラみたいに「( ゚Д゚)ホェ~・・」っとあっけにとられているというか突っ立ったまま動いていませんでした!!オイッ!!笑
そう、接客中視界にはなんとなくカヲル君がず~っと立ったまま接客を眺めていた感じがしていたのはわかっていました。
そこでカヲル君に「凄かったです。。私・・あんな接客出来る気がしません!!Σ(゚Д゚)笑」と。
馬鹿( ゚Д゚)、いつかやれるようになるからやるんだよ!!笑
というように私もカヲル君も学びの一日でした((´∀`*))ヶラヶラ
ではっ!

