シルバーウォレットチェーンの修理は可能?!(第2180回)
昔の凄まじいボリュームのシルバーWチェーンの持ち込み修理!
はーい、おはようございます~♪
ブーン🚙
はいはいはいはい、代車慣れしている下村です~♪
昨年10月から代車に乗り、1月に新車が来て早くもまた代車ww
前回はノートでしたが今度はフィットですよ~(ΦωΦ)w
いろんな車を運転できるのは楽しい!!!ヾ(≧▽≦)ノ
・・・
心は微妙に寒いけどな!!!( ̄▽ ̄)w
では本題!笑
ある日めっちゃごっついシルバーWチェーンの修理依頼が来る。
これ、もしかしたら見た事ある方もいるかもしれませんね~。
クロムハーツがブイブイだったシルバーアクセ全盛期時代の他社のWチェーンです。
昨今では作るメーカーがあまりないくらいゴツくて贅沢な仕様のチェーンです。
持ち込みで依頼が来たのですが確かに破損していますね!
刻印は1998年、、、25年前か・・・。
私が高校生の頃のチェーンですね~。
形は見たことがありませんでしたが見てみると右上のこれがナスカンの作用があるようです。
よく見ると確かに部品が破損しています。
多分ワッカが付いていて、左側のデザイン輪っかに入っていたと思われるww
でもバネは入っていない作りなので・・・・多分直せるでしょ(゜-゜)
ということで
Sigmaに入庫してリペアを試みる!!
Sigmaさんだったら好きに直してもらっていい♪という感じだったので勝手に想像しながらシルバーパーツを加工してジョイントパーツを作ってみて、位置合わせと構造がどこも死なないかを確認し、こんな感じの完成図になると頭にインプット(・∀・)
そしてロウ付けをしていく♪♪スレスレラインで組み上げる♪
やたら適当に組んでしまっては直した後にチェーンを垂らすと変な感じになったりするのでワッカの位置や、生きているパーツとのクリアランス等を見計らって進めていきます。
こんな感じのパーツが元々付いていたんじゃないですかね~ww
簡単そうでいながら実は難しいのがこのシルバーパーツ。
というのもあまり元々大きくはない固定フックパーツなので、ワッカパーツを組んでいいスペースも限られていて、且つデザイン輪っかを穴に入れた時に180度動きを確保できるかが肝でした。
輪っか穴が小さすぎてもいけないし、大きくするとフックパーツをはみ出してしまうのでデザインが損なわれてしまいます。
そこに注視して組み上げるとこんな感じになりますね。
これ、、、新品時代は一本何十万もするシルバーチェーンなのは言うまでもありません。
そこに一発勝負のリペアをかけています(ΦωΦ)
仮組みした後に可動確認・・・・・OK!!
ちゃんと機能も残しつつオペの山場は越えてくれました。
因みにこの類のフックパーツは「消耗品パーツ」です。
金属疲労を起こすと遊びが出来て固定できなくなり、壊れますww
じゃあこの類のパーツは壊れたらお釈迦???
いえ、、その場合もSigmaにお任せを(。-`ω-)フッ・・・諦めるではない。ある程度直す術がありますのでご安心をww
磨き上げて最終確認してミッション完遂!!(^^)/
凄くない?!わかるかしら?!w
このでかいデザイン輪っかを修理パーツの中に入れたままロウ付けをして修理をするわけですよw
数ミリ間違えればデザインワッカが固定されてしまいます。
他社での修理事例だとこのデザイン輪っかを直接フックにロウ付けしてしまうやっつけ修理を見たことがあります。
修理した本人は満足されていましたがこちらから見ると「もっとこうできたのに・・」みたいな時があります。言えないけどww
この手の類は大きく分けると4通り位の修理方法があります。
今回はその一つを使ったわけですね~(゚∀゚)
そんなことが出来るようになったのも・・・あなた方お客様のカスタム事例のおかげの他ありません!!!
この度はご依頼ありがとうございます~♪♪
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