ルガトショルダー別注色で小物を作ってみて悩み中(第2515回)
琉球ブルーとアザレアピンク、限定のまま終わらせるか定番にするか。
昨日も常連様のいる何気ない一日を送らせていただき楽しい時間を過ごさせていただきました。
お客様の在店中の傍ら、いつも通り作業をしていたのですが店内の商品の消費が最近著しいのでなんとなく補充で店頭商品を製作してみました。
その皮革は・・・・・
別注色の限定カラーのベルギールガトショルダー
ん~♪鮮やか~♪w
ほんとに優秀な皮革でSigmaでも長年ネイビー、レッド、オレンジ、グリーン、パープルの定番5色展開で扱っているベルギー製の伝統技法で組まれた牛革です。
植物タンニン鞣し製法の古来の製法で組まれていまして、ミモザや栗から鞣されているんです。
なので化学系のクロム鞣しの柔らかい革とは異なり、植物タンニン鞣しは丈夫で硬い特徴があります。
この硬さがですね、Sigmaでは「ザ・革」みたいな立ち位置でお客様に親しまれていますw
この前オーダーでこの皮革の製品を作りながら一緒に・・・
ストラップを店頭販売用に作ったらこれがまたしなりもあるしカッコイイ・・
んー、力ありますね~ww
日本では作れない技法の北ヨーロッパの至宝といわれるだけある。。。
ついでに・・・
スマートキーケースを作ってみたらこれはこれで高級感全開!!
コンチョを入れると更に素敵になるのですが、なくても革の鮮やかさと硬さや握る感触がたまらないww
本来はブッテーロかルガト、どちらかの取り扱いで定番品で営むお店があるかと思うのですが、Sigmaはどっちかを取ることが出来ずどっちも取り扱い続けていますww
その位好きな皮革です♪
さらに色気出して・・・
ツートンカラーのキーホルダーを作って見るとマジよだれ級のキーホルダーにww
すみませんね表現がバッチくてww
でもそう言ってしまう位に凄いんですよ。ツートンを絡ませると見たことが無いような本革の四つ編みキーホルダーになってしまいました(゚Д゚)驚
因みにイメージ的に右側が男性用、左側が女性用でイメージしております。
違いは二点あります。
一つは金具の色とデザイン!!
これは誰でもわかるでしょうね♪
では残り一つは分かりますか?(゚Д゚)ノ
次の画像をスライドする前に気付いてくれ!!!((´∀`))ケラケラ
・・・
・・・
・・・
・・・
タイムアーップ!
答えはですね~・・・・
紐の留め方なんですね~♪♪
そう、どちらが何用!!という決まりも何もないのですが、勝手にお任せでオーダー頂く場合、女性には画像左のような「玉留め」で組むことが多いです。そして男性には画像右のような「インディアン巻き(ドラゴン巻き)」で組む事が多いんです☆
こうやって書くと自分の編んでいる製品は何巻き?と気になってみる人、絶対いるよね笑!!
そこのあなた、、見ましたね?笑
そしてワタシ女性なのにドラゴン巻き!!オレ男性なのに玉留め!!という人もいる事でしょうww
そんな場合はちゃんと意図してそう組んでいるから安心してください笑
革小物、面白いですよね♪
面白いけど製作側は悩みもありますww
在庫の関係上ある程度の所でラインナップを絞らないといけないんですww
眺めれば眺める程今後の取り扱いをどうするか悩みます。
ここ数年でアドグランデ三種、エゾシカジビエ三種、ルガト五種+a、ブッテーロ五種、ドラーロ五種、シュリンク十種、グレージングヌメ三種、イビザ二種、姫路カフー三種、墨染めカーフ、印伝五種というような牛革・鹿革ラインナップを揃えていますがウチの規模では多いんですよww
この中でエゾシカジビエが廃盤、イビザは扱い終了としましたが、まだ全然多いんですよね~ww
優秀なこの別注色琉球ブルーとアザレアピンクをそのまま終了にするか否か・・・。
需要次第で定番昇格ですが何か代わりに切らないとキツイかも笑
そんな事を考えながら今日もモヤモヤと商品づくりに励みたいと思います。
ではでは~♪♪