ブルのレアな皮革とか新型パイソンサンプルが来た(第2561回)

カナダトロントのブル。ちょっとレアなので仕入れて使ってみます

昨日はSVの在庫切れ、金具の在庫切れ&先日の展示会で気になっていた皮革を改めて見に行く為に東京に行ってきました。

久しぶりにめっちゃ歩きました・・・

下町を歩きながら見つけたお寺に寄ってお地蔵さんに挨拶してみたり。

あいも変わらず地味な行動をしています笑

駅を一駅間違えたのに気付かずに下車し、ひたすら歩くことになりほんと散々ながら、気になっていた革をもう一度確認しようと思い足を運びました。

気になっていた皮革はこのブルの牛革!!超デカいし厚みもしっかり!!

私の手と比較してみてもクソデカいですよねwwそして無垢!そして厚みもある!!!

展示会で見た革がそのまま残っていました。

そう、インパクトもめっちゃくちゃあるのですが昨今の革業界ではメーカーさんが手を出しづらい皮革でもあります。

薄くて色が鮮やかで満遍なく、そして傷も無くて柔らかいが現代の流行。

でもこの皮革は全てが正反対笑

厚みがあり、硬く、そして色が牛の油脂の乱れに寄るムラがあり、生前の傷が入った無垢・・笑

需要という所ではなかなか厳しい目玉商品なんです。

そしてこの「ブル」というのは牛革の生産でも世界全体で一割にも満たない量しか流通しておらず、非常にレアなんですね。

Sigmaでも過去に極厚ブルの栃木ヌメを扱ったことがありますが、あの極厚ヌメブルも本来は刀職人の工房の排気口に使用される素材なんです。語った事無いので誰も知らないでしょうね笑

そこらへん興味ある方は私に問いて頂ければお答えいたします。

色は黒、チョコ、キャメルとあるのですが、どれか一頭を入れようと決断し、散々悩む私ww

とにかくカッコよさはあるのですが、何に使うかがイメージが付かない笑

にらめっこをして散々悩んだ結果、これでリードを作ったら国内最長クラスのモンスターリードが出来る事を想像しました。

というのもこの前のイベントでドイツから仕入れて使用しているリードユーザーがめちゃくちゃ長い革リードを持っていたんです。

「こういうのありますか?」と問われたものの、うちだと帯が最長150センチ位なので(それでも標準をはるかに上回っているんですけどねw)用意ができなかったんです。

でもこの皮革はですね・・・

最長約280cm笑 これならスーパーロングいける!!笑 カナダの雄牛凄いね!!

これならドイツの革メーカーにも対抗できます笑

ただ、私が加工できるのかはわかりませんけどね。

そしてこの皮革をベンズ、ショルダー付近は原厚のまま、ベリー部分は漉きを依頼し、裁断して部分分けをします。

そう、Sigmaはこのキャメルを選択して引き取りを決定しました。

なかなかお目にかかれない皮革はSigmaの得意分野(〃艸〃)ムフッ

メーカーさんの商品のサンプルを拝見しましたがめっちゃ薄くしてボックスを作っていました。

卸メーカー「薄くして素敵な商品作れますよ」とアドバイスをくれる。

私「そうですね!!じゃあほぼ原厚で!!」(全然アドバイス無視ww)

漉く為に厚み分ける用に裁断したが半端ない厚みですね笑

来週末仕上がって送られる予定です☆

一部製作は未定な部分も入荷しますので良かったらどうぞです。

そのほか・・・

展示会で依頼したサンプルが送られてきたりしましたが、扱うかは現在保留中~

凄いパイソンの皮革が生まれているみたいです。

一昔前では考えられないような染まり方しています。

つまり、染色技術は進化しています。

希望があれば入荷しますが無ければもうSigmaのラインナップは結構お腹いっぱい状況なので入れません。

画像を見て楽しんでくださいね♪

ではでは~!!

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