カナダトロントから来たブルがSigmaに入荷!!(第2567回)

国内では手に入らないブル(去勢されていない牡牛)。存在感は現代最強クラス。

まず冒頭に明日Sigmaはお休み頂きます

ミサ君は新潟に帰省、私は浅草の台東区民会館にて終日講習&1次試験を受けてきます。

昨日、将棋の藤井8冠が叡王戦で敗れ、とうとう7冠に陥落してしまいました。

日中途中までは藤井君リードしていてホッとしていたのに気づいたら速報がww

・・・ショックでした!!!笑

現実を受け止めるのに時間がかかりました!笑

私、無意識にそこまで応援していたんだと自覚しました!笑

なのでもう明日頑張れないかもしれませんww

では本題へ!

改めてご案内させていただきます! カナダトロントブル!!Sigma上陸しました。

先日軽くご案内させていただきましたあのモンスターレザーがやってまいりました。

カナダのトロントからやって来たブルレザーです。

厚みは過去に入れたフィンランドエルクと同等位の怪物です。

なんだこれはwwという程の厚みを漉き依頼かけずに一部無垢のまま入荷させました笑

本来一般的に流通している牛革は基本的に去勢された牛を使用されていまして、そうすることで綺麗なヌメ革が製作が出来るんです。

しかしこの皮革は去勢されていない牡牛になります。
なので通常のステア(去勢された成牛)では確保できない厚みをもつのが特徴なんです。

更に自然界で育った証で長く生きたその体には多くの生体傷があるという無垢な仕様。

個性的で素敵な天然のもので油脂成分もムラがあるのでキャメルに染めても染まり切れていないところがウリです。

ベンズ付近は無垢なまま、ベリー付近は3.5mm厚漉きで二等分しました。

牛革は基本的にカーフ、カウ、キップ、ステア、ブルと生後の経年によって名称が分かれているのですが、このブルは世界的な比率をみると生産量は1割に満たない希少な部類なんです。

そりゃそうでしょうねww企業が商品を大量生産できるような革でもなく、そして製作にも向かないのでタンナーさんが生産しようが需要があまり無い。笑

確かに供給できないのであれば作っても意味がないですよね。

そんな世の中と逆行してチャレンジする所に結構Sigmaがいるんですよ笑

先月の貿易センターでこの皮革を拝見し、その存在感に圧倒されたのですがメーカーさんに尋ねると「目玉にはなったし注目も集めましたが契約はまだ・・・。皆さんこの皮革をどう使うかまではイメージが固まらない様で。。。Sigmaさんはどうですか・・?笑」という雰囲気でした。

長さ約2.8mの巨大皮革。Sigmaなら使いこなす人も物もできるはず。

ほらー、かっこいいでしょ?!笑

ちなみに既に猛者が現れ、使いにくいような革小物をご注文頂きましたよ笑

個人的に作りたいものもあるので、意外と早く消費してしまうんじゃないかと思います。

滅多に見れないモンスターレザー、良かったら見に来てくださいね♪

 

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