ドイツ製品に対抗する!極厚ブルのSigmaらしいカオス級リード(第2589回)
イベントで何度か尋ねられても対応出来なかった製品の試作。
空いた時間に少しずつ試作品を作ってみていました。
試作と言えどなかなか手を付けるのが億劫でなかなか進んでいませんでしたが、とうとう組んでみたのでご紹介致します。
なんか久々にSigmaらしいぶっ飛んでる系というかサブカルチャー寄りの製作をした感じがします笑
そう、問屋でも当時まだSigmaからしか求められなかったこちらのブルでね!!笑
そう、元はと言えばですね、ワンちゃんのイベント出店の時のコアなお客様からのご要望が発端だったんですよ。
革製品を扱うちょっと珍しいブース「Sigma」は革が好きなペットオーナーさんから見たら興味があるようで、またそういう方々は海外から輸入して購入している位コアな層なんですね。
そこで見せられたりするんですよ。
名にその長さ・・と言わんばかりの化け物級なリードをね。笑
すると大抵ドイツ製の製品で時点で多いのが北米系製品なんですよ。
そういうのを使われる方に「こういうのってあるんですか?」の問いに応えられないのがとっても悔しかったんです笑
使われてる方も大まかに分けると「あなたの所でもないでしょ?」と、自慢がてらそういってくる人と、10年位使われていて新しいのが欲しいのにどこにも売ってなくて買い替えたくて探している人、新たにそういうのを探されている人の三種に分かれるんですよ。
だからさ、、、
やってやんよSigmaがよ~ww しかも気合の手切りでよ~ww
久々に裁断するだけで筋肉痛でしたけどね!!笑
ドイツや北米製品に対抗するには労力は欠かせません!!
切り出したら結構気持ちは昔の気持ちが蘇り、オラオラで裁断できるんです笑
気合と根性で手切りした「レザーバームクーヘン」笑
自分の中でイメージした形に合わせて数種類ミリ単位で裁断パターンを変えて切り出しました。
既にこの皮革でオーダーが入っている部分を除いて裁断してもまだ余裕で製作できます。
とりあえず仕入れたからには消費していかないといけないのでね♪
そして組んだのが・・・
25mm幅のクラシックカオスリードプロトタイプ誕生・・・。
何気にナスカンも普段使わない特大レバーナスカンベアリングモデルww
厚みも半端ないモデルが出来上がったんですww
画像だけではわかりませんよねww
フルロングで組む為に・・・
エンドの切りっぱなしまで使い切る!!すると長さは海外級、幅、厚みは海外級を上回る?!
無骨の無垢で強気に攻めていきました。
これ、、、凄い長いんですよ笑
これがSigmaで作るカオスリードだーい♪笑 めっちゃロング!!
これで安心ですね笑
Sigmaも海外に追いつきました。
むしろグレードは上回っているかもしれません。
長さは今回組んだものはおおよそ2.40メートルあります。
なかなかこの渋いブルでこんな贅沢なリードは存在しませんよね笑
厚みもあるにも関わらず今回の皮革は柔らかいのが非常にメリット!!
革の色の風合いもバツグンでとても「クラシック」という事が似合います。
通常作業しつつ秋のイベントもそろそろ準備始めながら頑張っていきます!!