レッドウイングのバッグリペアカスタム(第2599回)

レッドウイングは「靴(ブーツ)」だけではないんです。

お陰様で昨日までで先日入荷したSVが8割位羽ばたいていきました。

ありがとうございます!!

丁度合うSVナスカンを付けていくお客様や仕事後にササっと現れるお客様等、根強くSVアイテムは人気がありますね。

ほんっと厳選して凝縮して考慮して入れています。

なかなか入荷する機会は少ないですけどまた入れますのでお楽しみに!!

レッドウイングは靴だけではなくバッグも昔はあったんです☆

このバッグは私も初めて見ましたが、その昔レッドウイングはブーツだけでなく色んな商品が出ていたようでこのバッグも20年以上前のレトロ品になります。

今も現役で日々使用されているらしく、経年劣化が著しい★

言わなくても分かるような取手とその根革。

年期が掛かっていてカッコいいのですが今後も長く使うとなるとちょっとスカスカになっていてヒビも入っています。

なのでこの辺りを解体して新たにアレンジしつつのリペアを敢行致しました。

ということで取っ手部分をグレージングヌメで製作をしていく。

この植物タンニン鞣しの皮革を貼り合わせて頑丈に組めばレッドウイングのバッグとの相性は合うとみて取っ手を組んでいきました☆

半艶のこのグレージングヌメも拘りの皮革なので光沢感もバッグ本体と馴染むんですよね~♪

既存の取っ手はセンター一本の縫製でしたがリペア品は二本ラインで製作★

もちろん蝋引き糸で頑強に。

おそらく純正はデザイン重視の無垢さを狙っての組み上げだったのでしょうね。

そしてバッグを分解!!取っ手を外すものの根元の革も交換をご希望されているのでそこも分解を。

ここでシンプルな作りに見えるこのレッドウイングビジネスバッグも地味に構造が複雑でして、根元のカシメパーツを分解しても根革が取り出せることは無いので・・・

内部も分解・・笑 長丁場です!よくできていらっしゃる!!

だいぶ無骨に出来ているバッグなのですが、ならでは!と言わんばかりにカッコ良さがあります。

カッコイイバッグって作りが拘りがあるので複雑なんですよね~笑

それまで使い込んできたユーザー様の愛着度合いも伝わり、施工にもプレッシャーが掛かります。

簡単にはご案内が出来るものでもないので明日に続く。ということで笑

ではではっ♪

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