カスタムコンチョ「パイレーツカスタム」(第2602回)
パーツを応用するだけで世界観が変わるシルバーアクセサリーの記号性
気付けば8月、夏至も過ぎてだんだん日が短くなりつつある時期ですね!
暑さはきつく、なかなか厳しい日々ですが皆様健康に気遣って乗り切っていきましょうね!!
ではさっそく今日は本題へ移ります!
ハーフダラー×SVリング×SVTOPで世界観を作る。
今回はカスタムコンチョですね☆
Sigmaの必殺技です(゚∀゚)
革小物以上に個性を引き立たせる必殺の技法。
今回はお客様のご要望でこの3パーツで「海賊」をイメージして製作しました。
SVリングがパイレーツではないので錨のTOPを駆使して記号性を出していく。
ここがですね、難関なんですよ。
お客様がSVを重ねていた時はコインの上に錨のTOPを乗せ、その上にリングを乗せるという形をイメージされていました。
ALZUNI時代だったらそれで作っても十分なのですが、更にテコ入れをして素材を活かす方法を今は行う事が多いです。
もちろん手が掛かるので大変ですしめんどくさいんですよ?笑
めんどくさいんだけど仕上がりがもはや自分が納得いかず、お客様を感動させたい一心で提案をしてしまったんですよ。
ということでミクロな世界で0.20mmのノコ刃を使って錨の舵パーツだけを切り出します笑
いやー、私・・神ってるなこれ笑
という事でこんな感じに分割オペを行いまして、錨、舵、鎖という三つの鍵を使ってスカルとコラボレーションさせていきます!!
もう組まなくてもイメージが出来る笑
待ってろよお客様!!という気持ちいっぱいでした。
だってこのお客様にとっては初めてのカスタムコンチョでしたからね!(^^)/
全開で組み上げた配列はこちら~!!どやっ!!笑
燻した状態ですがこんな感じに組み上げました。
先程書いた三つの鍵がスカルの周りを覆う事で海賊のロゴの様な感じに仕上がるんです☆
舵はスカルの上部に持ってくるのがポイント。
そして鎖をスカルの上を走らせることによって舵のモチーフが活かされます。
これを磨くと更に雰囲気がアップするんですけど、その姿は革小物との同時紹介で再登場させていこうと思います♪
お楽しみにです♪