チェロのハードケース革取手交換(第2619回)
パーツを解体して具現化してSigma流に組み直すリペア作業
数か月前からスマホのディスプレイのガラスカバーがヒビだらけになっていて、流石に支障が出て来たので予め交換パーツを用意していたのですが昨日ようやく施工したんですよ。
いつも綺麗にしてからガラスカバーを付けているはずなのにどうしても一か所埃が入ってカバーに空気が入ってしまった経験とかありませんか?笑
私結構あるんですよww
なにも学習しないまま昨日もいつものように慎重に付けてたんですよ。
「きっと貼る時に服とかの埃が入ってるんだ!だからカバーを貼る時は服を着てない状態で貼ると埃が入らないかもしれない!」
とか馬鹿な事を発言しながら貼ってたんです。
そしたらめっちゃくちゃ会心の出来で貼ることが出来たんです。
出来たんですけども・・・・
会心の貼りの約3時間後・・・
はぁ~?!笑( ゚Д゚)・・( ゚Д゚)・・( ゚Д゚)絶句
はい、アスファルトに落としました。
マジでさ~wwなにやってんだよ私!笑
セミよりも短命だったわ!!
でも、大丈夫。(何が笑)
ってことでですね・・・・
もう一度交換!笑 こんなこともあろうかともう一枚予備で持っていたんだな~私ww(゚∀゚)ハッハッハ
流石ですね私。ちゃんと予備を持っていたんですよ。
イライラしながらもちゃんとまた貼れましたよww一回目よりは満足してないけど笑
でももうストックがないのでまた用意しておかないと。
次は予備の予備の予備ぐらいまでもっておこうかしら。
では本題!
昨日の取っ手の内部のちくわパーツを完全に救出してみる。
チェロのハードケースの取手内部はこのようにキュウリの詰まったちくわみたいな作りになっており、グリップする部分を強化しつつちぎれる根元部分はppテープみたいな感じで作られていました。
これを軸に・・・
グレージングヌメの黒を使用してレザーグリップを製作していく。
このグレヌメの厚みのチョイスもまた難しいんですよ笑
厚みが0.5mm異なるだけで握った時の感触が違うんですよ。
なので慎重にチョイスして・・・
ちくわパーツに先端を入れてカシメ固定して縫製を加えて補強する。
チェロケースの既製品の取手よりもグレージングヌメは繊維が細かいのでこの時点で既に耐久性は既製品を上回っていますね。
あとは隙間が無いように・・・
締めあげながらぎゅっと蝋引き糸でちくわパーツにかぶせて縫製していく、
組んでみている感じとしては非常に良い感じ。
思っていた以上にハリも出てくれて握ると「キュッ」とします。これはうまくいくなと久々に確信が持てました笑
いつももちなさいよ!って?笑
なかなかね、ネガティブ人間なのでそれはないです笑
いざ仕上がると・・・めちゃくちゃいい感じ!!笑
たまたま感しかこの時もありませんでしたが仕上がりのクオリティーは非常に高い感じに出来ました。
頑丈に組んでいるので戻す時も工具で引っ張りながらでないと戻せない笑
まぁ、このくらいガッチリしていないとチェロを支えられませんよね。
ほんと専用工具とかあるのか無いのかも知らないですけどSigmaにあるもので応用して組み直します。
ハイッOK!!笑
これで楽器のハードケースの取手修理はマスターしました笑(言い過ぎw)
こうやって日々経験を積んで応用を学んでいくのでしょうね。
ではではっ(^^)/