リザードとパイソンのカスタムスマートキーケース(第2624回)

真紅のリザードは他の艶の追随を許さない光り方をする

土曜日の話になりますがあの日もコロナ前以来のお客様がご夫婦でご来店される。

およそ6年ぶりでしょうかねww

このお客様もトレッサ時代からのお客様。来られるたびにご夫婦で漫才をしているが如く楽しませていただいていた思い出がよみがえる時間を過ごさせていただきました。

今回はお財布のご依頼を新たに頂きました。シルバーの修正カスタムも行いますのでお楽しみに。

そして昨日はSigmaで飛び込みで7年前位にお財布をオーダーされたお客様がご来店。

そのお財布はハーフのシャーク、中がゾウさんの手縫いのお財布。

だいぶ月日が経ったのでメンテナンスにという事でご来店されたのですが、拝見してみると全く無傷!!

凄い・・・。かなりパンパンになっているお財布なのですが一目も糸がほつれておらずビクともしていないww

こっちがビックリしましたよ。職人さんが使っているので酷使されているはずなのに。。

メンテナンスオイルをご案内してなんにも手を加えなくてOKでした。。

家電製品みたいにちょっと買い替えサイクルを考えて壊れるように作った方がいいんですかね?!笑(◎_◎;)

んなバカな! 笑本題!!

写真だと非常にわかりづらい真紅のレッドリザード (真っ赤なんだけどな・・笑)

今回は私の中では最古参クラスのお客様のご依頼品。

この度お客様が車の乗り換えという事で買い替えた鍵のケースを製作していきました。

チョイスした皮革は赤いリザード。

このリザードもSigma始めた頃は手に入りやすい皮革でしたが最近ではパイソンよりも手に入りにくくなり、日本国内全体で品薄となりつつあるんですよ。

というのも入荷に当たっては国ごとに枚数が分かれていたりするんです。この国には何千匹分とかの単位なのですがそれが以前に比べると需要はあるのに供給されにくい現状というね。

今後リザードは特に高騰していく皮革になる事でしょう。

こちらをメインにキーケースを作るのと同時に内部には・・・

更に希少なリザード「起毛ヌバック!!」

おー、、凄いチョイス・・・笑

どう考えてもメインを張れるヌバックのリザード。どちらかというとレッドのリザード以上に希少性は高いのですが、あくまでこっちはサブww

まぁどちらをメインにしてサブにするも好みの問題なのでなんでもいいんですけどね!!

製作するのはスマートキーケース型。部位はお腹から背中への脇腹部分の模様変化系に。

型押しの加工には表現できないこの無垢な肌の模様がたまりませんね。

本物の証の様な部分を裁断してくみあげるとほんと。。よだれ級になります。

そして安定の色を選ばず!笑 斬新な色味で明るく攻めて行くお客様!!

いやーすごいww

本来希少な赤とヌバックのリザードに対して渋く固めるなら赤ないし黒、白のステッチを入れるのがセオリーじゃないですか。

でも、セオリーなんて面白くない!!というのがお客様の路線。

あえてのオレンジを突っ込んでいきます。

決して合わない色ではないのですが、優先順位からするとどうしてもセオリー色より劣るはずなんです一般論からすると。

でもすぐにパッとオレンジ指定する潔さww

こっちも構えていないとビックリしてしまうような発言。

たまりませんね~この感触ww

ということで続きは次回に♪お楽しみに!!

 

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