ヴィンテージバッグの取手交換(第2372回)
ようやくイベントの疲れも取れて来たと思った矢先、今度は首や肩が脱皮し始めた中野です(__)
皮がむける程の日焼けなんて小学生か、、、もしかしたら人生初かもしれない💦
それだけ先週の八ヶ岳は酷暑だったってことですねぇ。そりゃあわんちゃんもブースから姿を消すわけですよね、、、早く秋が恋しい( ;∀;)
さて!そんな本日はこちらの
GUCCIのヴィンテージバッグの取手交換のご紹介をしていこうと思います☆
ヴィンテージの割にはとても綺麗な状態ですよね
きっと大切にして来たんでしょうね(´ー`)
そしてこの帯!なんと縫い留めやカシメで留まっているわけではなく全てギボシで取り付けてあるんです!
今までいろんなバッグを修理してきましたがこの作りは初めて見ましたΣ(゚Д゚)
こうゆう最近ではあまり見ない作りなのもヴィンテージの特徴なんでしょうね^^
取手の長さ調節もギボシです!
そしてあちこちに割れが、、、
いくら状態の良いヴィンテージバッグでも持ち手にかかる負荷には耐えきれなかったみたいですね(ノД`)・゜・。
ギボシ仕様なのも相まって穴もパックリ割れてしまってます、、、
これでは普段使いは出来ないので早速新しい物に交換をしていきましょう!☆
今回は経年変化後の色味も考慮して、あえてヌメ革で作り直してみました!
色味が明るくなった分、コバをバッグ本体に合わせてナチュラル→ブラックにチェンジ☆
こうする事で色味が違っても統一感が出るので一気に違和感が軽減するんです( *´艸`)
一体どう生まれ変わったのでしょうか!!?
色味はだいぶ明るく変わりましたが、不思議と違和感はなくないですか(゚∀゚)?
これはこれでバイカラーって言われたら納得しちゃいますよね!
そしてこの取手が経年変化によって飴色になって初めて完結するわけです!なかなか楽しめると思いませんか?(。-`ω-)
これからはバッグを使いつつ革を育てていってもらえたら嬉しいです♪
ご依頼ありがとうございます!
余談ですが、、、
今回のバッグ、こんな感じで持手のギボシ側にそれぞれ調節用と思われる穴が開いていたのですが、実はこちらの穴、、、
左右の間隔が合っていないんです。
あくまで調節が出来そうなだけで出来ないんです!!つまりフェイクだったんです!!!
納品時、お客様に短くするとギボシ穴が合わないとご相談を頂いた時はめちゃくちゃ焦りましたが、元の取手を改めて確認して謎が解けましたwまさかお客様もフェイクだったことに気が付いていなかったとは、、、ブランド様も間際らしい事をしてくれますよね(;´Д`)
何はともあれ何事もなく施工が出来ましたとさ♪
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