アイコスのカバーカスタムは可能か不可能か?(第2398回)

市販品のアイテムを破壊してパーツを救出して革パーツに作り替える。

新作のシルバーが大分先日から入りましたが結構早い勢いで無くなっていく・・・笑

待っている人がいたんですね。

シルバーカスタムに携わる様になってから10年以上経っていますが作り方も考え方も大分変化しまして、昔よりも明らかに緻密化しています笑

変形と加工の仕方がエグくないとなかなか自分も納得しなくなっているというかね。

一つに掛ける時間も増え、そして明らかに目が悪くなりましたねww

そしてちょっぴり思う。この道の仕事をしてみたいという方、いませんかね?

そろそろ一人欲しいかも。見習いから出来るような人。そうすると若者か!ww

このSigmaの様な職種はお金よりも「やりがい」が第一なんですけど、今の時代とは逆行した業種の為あまりいなさそうではありますがそんな気持ちを持った人がもう1人位いてもいいな。。と最近思っています。

まぁ、気長にそんな人が現れるのを待ちますかねww

では本題!!

IQOSケースのカバーの蓋をある日お客様が持ってくる笑

はい、今日はこの市販品のアイコスのカバーです。

恐らく合皮とビニールで出来ている。

今回はこのカバーをSigmaの革で流用してカスタムが出来ないかというご依頼に対する実験をご案内致します。

喫煙者ではなくとも色んな分野の小物に対しても応用できるかと思いますので参考までに。

とりあえずですね、出来るのか分かりませんけど破壊します。

躊躇なく引っ剥がす!!笑 必要なのはマグネットの部分だけ!!

三点のマグネットパーツさえ救出出来ればオケww(´ー`)

いつも新品の品を破壊するのって勇気が要りますwwでも必要なのは磁石なんでw

これがまたね、画像では簡単に開いていますが硬い硬い!!笑

なかなかボンドが厄介で剥がれないwwなので後戻りが出来ない状態になっていますので作業続行~!!

パキパキぺキぺキ言いながらマグネット部分のみ救出!!

マグネット部分はどうやらプラバンと一体化していて単発では取れないことが判明。

見て見ると構造は簡単なので機械ラインで生産されたものなのでしょう。

貼って、貼って、プレス!そして完成~!!というのが見るだけでわかります。

そんな機械製品を一人の職人が破壊して「命」を吹き込むんです。

革が貼れるようにプラバンを削って厚みを確認する。

この時点ではですね、マグネットを救出したもののまだ出来るのか分からない状態だったんですよ。

でも出来た時は凄まじい代物になるのも間違いないんですよww

最後の天秤部分。。

幸いにもお客様はダメ元でいいんだという後押しの言葉を下さる方だったので、、、

パイソンを使っていざ製作~!!

すると・・・

たまたま感半端なかったけど綺麗にパイソンにマグネットを埋め込む事に成功~ww

もはや運ゲーww

でも、これが出来たので世に見ないエキゾチックアイコスカバーが出来上がる。

次回に続くのですが、多分国内でこの部品を解体してエキゾチックレザーを貼って製作した物というのは世の中に多くのアイコスユーザーがいますがSigmaしかこれ、、挑戦していないんじゃないでしょうかね。

多分の話ですけどね。笑

画像検索してもそうそうこの領域にチャレンジしている製作者、使用者は見つからない様な気がする。

せいぜい形の異なるケースを作った。ならいくらでもあると思うんですけどね笑

このマグネットを使用して純正系のパーツをカスタムを施すという所にはなかなか手を出しにくい所だと思うので。

ということでお楽しみにwww

 

Sigmaネットショップ