イタリアトスカーナ地方の至宝の皮革ドラーロの限定リード(第2483回)

植物タンニン鞣し製法でこの発色は類見ない程の凄い皮革ドラーロ

とうとう週末に迫る有明ドッグフェスティバル。

出店に向けてひたすら商品を作り上げてラストスパート中!

どんな商品を気に入っていただけるのか、果たして犬業界的にクラシックな革製品は通用するのか。。。

さっぱり見当もつかないままの日々を過ごしていますが、私の頭の脳内はサッカーで言うと・・

FW10人とGK1人状態。。。Σ(゚Д゚)え?w

超攻撃的に動いていますw

すなわち当たって砕けろみたいな感じですね。

慣れていない事なので失敗するかもしれない。でも失敗は許されません。

企業ではないので失敗したら次はなく新スタッフの使いどころがなくなりますww

なので後悔ないようにね!!はい。

ではそんな最中に作っている作品をご紹介~!!

イタリアンレザーリード!シングルツイスト20mmタイプ(´-ω-`)

そう、あの皮革を贅沢に距離が採れるわずかな箇所から製作した華やかな革リード。

昨年、過ぎた話なので書きますがとある千葉県の革リード等を卸していた業者が廃業に伴い相談がありました。

「ウチの買い取って使ってくれませんか」と。

恐縮ながら商品画像下さいとお願いし、送られて来た複数枚の商品。

拝見してみるとそれは私の心に全く響く事はありませんでした。

何故その皮革を使っているのか、何故その幅で作っているのか、何故そんな金具を使っているのか・・etc..

元々警察犬の訓練等で採用されていたメーカーではあるものの「昭和」過ぎだったんです。

それを継続したから時流の変化に乗れず今に至ったのだと感じました。

正直昨今の科学の進歩で出来たペット用品に比べると皮革製品はもはや「クラシック」な部類かもしれない。

耐久性、耐水性、デザイン性、色の種類・・・皮革を上回る商品は多いですのですが、経年変化の楽しみや柔軟性、触った感触、高級感・・・ここら辺は作り方次第で化学製品に対抗出来ると思って作っています。

その後者だけではとてもじゃないけど革で勝負はなかなか難しい。

なので皆様の作品を作る技術を注いで現代の皮革商品はこれなんだ!という感じ・雰囲気をアピールするためにチャレンジをしています。

そこで今回採用して作ってみたのがこのドラーロw←ぶっ飛んでるww

これね!ww使ってみたら恐ろしいリードになりましたわよww

この皮革を裁断してWバットの黒に貼り合わせて組んでみたら化けましたww

発色や握りのグリップ部分に編み込みを加えて科学製品に対抗する!!

高級感ある皮革を極厚無垢状態のまま常識のルール無視の編み上げで仕上げてみるとなかなか類みないグリップが出来上がりました。ww

蝋引き糸で雷蝶々のロゴを縫い付け、皆で築き上げた歴史を刻む!

オールハンドメイドの至極はこれでしょ!と言い切れるような斬新なリード笑

要所で使用する金具も商品ごとに使い分け、飼い主様が自慢げに胸を張って犬と散歩出来る事を連想する。

うん・・・。斬新すぎてウケない可能性も無きにしも非ず級になっちゃいましたww

オーダーでこれを作るならわかるのですがただ展開する商品としてはどうなの?!と自問自答を繰り返しましたが

それでやらないところが殆ど。だから躊躇せず今回フェスティバルに持って行って反応を見たいと決断しました。

距離が原皮からでも取れない距離のドラーロは部分仕様で製作してみた。

基本はブラック調なんだけども部分的に色味を入れてみる事で派手過ぎず地味すぎずという製品も出来上がりました。

持ち手の裏側に色味が入るというオシャレさ(゚∀゚)♪

ペットショップにもホームセンターなどのペット用品売り場では絶対に見る事のない商品を考えて組む!!

組んだらみんなへの感謝の思いを込めた雷蝶々プレートを縫い付ける!!この繰り返し!

昨年11月、このフェスの為に製作依頼かけた60枚のプレートも今日明日で使い切ります。(再発注かけました)

その位今月手がけてきました。

当日はこの現品販売の他、オーダー受注で承る予定ですが簡易的な物は作業台持って行くので当日のカスタムやヌメ革系の商品は作る事も出来るかもしれません。

レーザー彫刻の名入れは当日サービスで行います(゚∀゚)

そんなこんなで今日もひたすら超攻撃的に製品製作に励んでいきますよ~ww

ではではっ☆

 

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