ちょっと懐かしのバッグの経年変化が素敵(第2610回)
数年前に製作した漉き模様革のバッグ、色の変化に深みが!
先日、店からそんな遠くないところに蕎麦屋「吉野庵」というお店があるんですが、今の時代には珍しくたぬきそばが630円!特別美味しいわけでもないのですが素朴な味が好きで私はいつも食べていました。
ミサ君はそこの親子丼が他の店の親子丼よりも好きだと月に数回通っていたのですが・・・建物の老朽化で取り壊しが決定して閉店してた・・・( ノД`)。
閉店と言えば動画でたまに「丸鶴」という中華料理店の動画を数年前からたまにみていたんですけど、凄まじい勢いでオールバックの親父さんがチャーハンを作る動画なんですね
日本三大チャーハンの一角のお店なんですね。いつか食べたいなと思いながらたまに見ていたんですよ。
久々に動画を検索して覗いてみたらそこも終わってた・・。
創業59年で昨年末に幕を閉じてしまったみたいなのですが最後の動画も壮絶でした笑
そして調べていて驚いたのがこの店の親父さんの息子さん、元カリスマホストの「城咲仁」だったというねww
城咲さんは店を継ぎたくなくて喧嘩して家を飛び出して色々あってからのホストでトップに君臨した人なんですが、この親子、ジャンルは違えど一等賞を取る努力家さんなんです。
そしてこの親父さん、ラーメンで有名な大勝軒の山岸さんに「つけ麺」を教えた人でもあります笑
もはや生きる伝説ww生粋の昭和の頑固おやじですがカッコいいので良かったら観てみて下さい♪
こういう人を見るとSigmaなんてまだまだちっぽけですわww
なにはともあれなんでもいつかは終わりが来る。そんな事を思いながら今ブログを書いています。
では本題っ!
数年前に製作した漉き模様革のオーダーメイドハンドバッグ。

取っ手も職人さん手作りの木製の物を採用し、当時導入したばかりの漉き模様革で手提げミニトートを製作した時のもの。
昨日来店されたお客様が普通に下げながら遊びに来たんです。
これ・・・めちゃくちゃ素敵なバッグに成長していました!
本体色が経年変化で深みを増していた!そして思い出すこのスライダーシルバーカスタム。

バッグはもちろんの事凄いんですけど、このスライダーパーツは後にも先にももうこのスペックの引手カスタムは作る機会がないんじゃないかなと思います。(笑)
凄いですよね金魚が側面についているんですけど、回転するんですよこのスライダーパーツ。
そして内部にホワイトオニキスとオニキスのビーズを入れていて「カチャカチャ」内部でビーズが遊ぶんですよw
久々に昔のスマホのアルバムから引っ張り出してきましたがこのリング、凄い使えたww

このリングは側面と本体ベースが分離していて回転するんですよ。
昔流行ったリングなんですけど、このギミックを応用してバッグの引手を製作しています。
そしてこの金魚ねwwペンダントトップを解体して金魚だけを救出してひっぱたいて加工したもの。

この様に既製品のシルバーアクセサリーをわざわざ破壊して組み直して一点物を作るという手法を扱うお店は今となっては数える程でしょうね。
凄く大変だし一発勝負だし時間かかるし間違いなく商売に向いていないハイリスク作業ですよ。笑
そりゃ15年前に比べたらそうなるわな。そしてそもそもそんなカスタムが出来ると認知されている人も今では少ないのではないでしょうかww
今ならちょろっとカスタムしただけですぐ唯一無二ですわ。
もうそんな近い将来この漉き模様革も終わりを告げる。数年後には伝説のバッグに!!w

そう、この漉き模様革の職人さんは後継ぎがおらずもう80近いんじゃなかったかな。
もうすぐ引退なんですよきっと。
それと同時にどんなに欲しくても作れなくなるバッグになります。
希少な皮革に希少なシルバーカスタムが施されたこのバッグは「伝説」予備軍な訳です笑
このように「今しかできない」モノが結構多いSigma。
なかなか革もシルバーも金具も素材の確保が近年難しいですw
私のこの技術も私の代で終わるんですかね?笑
いまどき修行したい!みたいな若くて熱い人間・・いないでしょうからね!笑
この作品を昨日眺めていて、なんとなく感慨深く眺めていたのでブログにしてみました。
10年もやるとたまに懐かしい作品も紹介出来るようになり、自分の仕事にちょっぴり歴史を感じるようになりました。
よくしぶとく続いていますよね。
ではっ!


