ゼブラバックカットパイソンとオーストのボディーバッグ①(第2120回)
エキゾチックレザーで作るバッグは高級感だけでなく美術館展示レベル?!
昨日は東京の産業貿易センターに行ってきまして来季打ち出す皮革についての打ち合わせや相談をしてきました。
来年の新作皮革のサンプル依頼をしてきたので、うまくいけば面白い革が出来そうですw
タンナー様も事例がない事に依頼をかけ、またチャレンジして下さるのでお互いの意識や方向性やチャレンジ精神を共有出来ないと出来ないことです。
多分革屋さんの中でもその生産過程からあれこれ意見を言って作ってもらう店はそう多くはないんじゃないかと思います。
お客様が作って来たSigma(笑)が生産者に認めてもらって来ている証拠ですねw
世の中にまだ出回っていない皮革にチャレンジしていきますのでお楽しみに!!
成功すれば来年2~3月位にはご紹介出来るかもしれません。ワクワクと心配が入り混じる一日でしたw
では本題!!
クラインカルーフレムレッドとゼブラパイソンのコラボバッグ!
今回のはSigmaでも5本の指に入るクラスのカスタムオーダーバッグでしょうね~
じゃじゃん!!
これまた危ない革だけが映っていますねww
クラインカルーフレムレッドとゼブラバックカットの登場です!!
既にゼブラパイソンは幾度かご案内してきましたが、元々はこのご依頼主様がゼブラパイソンの導入を決めたんですww
すなわちこのバッグの依頼がなかったらゼブラバックカットは入れる予定がありませんでした。ようは「主様バッグ」でございます( `ー´)ノ
主様バッグのベースはフレムレッドにエクセラミックスww
これだけで既に超やばい外観パーツですね!!
なので・・・・
完成です(=゚ω゚)ノオイオイオイww
こんな感じで色々なベースパーツを作っていきまして~
ゼブラバックカットの貼り合わせにカフーを使ってオールレザー仕様
みるみる形が出来上がっていきます。
勿論バッグにはナイロンや合皮一切不使用の本革のみで組んでいきます。
高級ブランドバッグの様に厚紙が仕込まれている、外は凄いけど中は合皮等のショボさとは異なります笑
ミスが許されない一発勝負に一球入魂です!!
これぞ無垢の「ザッ!革!!」何枚貼り合わせているのだ!!ww
メイン部分の厚みがヤバイwwまぁ、これのおかげで型崩れしにくくなるわけなのですが、縫製がですね、指紋が無くなるくらい結構大変なんですww
なかなかいう事を聞きませんwwでもこのレベルで作るから他が真似できない・真似しようとしない領域の作品が出来上がります( `ー´)ノ
サイドのマチ部分も全てカフーでしっかりとベース作ってパイソン貼り!
このくらいの時点がですね~、とっても心が折れそうな辺りですね。笑
形がまだ見えてきにくいので気が遠い頃なんです。
でも確信できるのはこれがバッグになった時・・・「なんじゃこりゃー!」に
なることですwwそんなバッグの上部のマチの皮革も・・・
勿論ゼブラパイソン!!Σ(゚Д゚)っスッゴ!!
どこまでも妥協がないバッグを依頼されているのでちょっともう次元が違います・・・w
ファスナー周りもパイソン、ミックスのファスナーに拘ることで全体的な外観で見劣りする部分がどこにもなくなりますww
それらを組み合わせていくと・・・
内装が出来上がってとんでもない箱型が出来上がります笑
主様バッグの内部です。
縫製も気合の蝋引き手縫い!!丹精込めて組み上げていますが・・
これを裏返さないといけないんです!!!(; ・`д・´)ナニ?!ww
そう、これは内部だからww
気合と根性で反転させるのですが、先ほどの様にコバが分厚い=硬いんですよww
死ぬ気でひっくり返さないと先に進めないんです(◎_◎;)
という事で、今日はこの辺で完成という事で・・・
ではではッ!!逃ww
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