ジビエのボア(イノシシ)のショルダーバッグ②(第2176回)

金具まで拘るショルダーバッグ(・∀・)

昨日のバレンタインデーは当日お誕生日のお客様から地元のお客様まで幅広くなんだかんだご来店があり、ミサ君のお菓子も全部掃ける一日で楽しませていただきました♪

自分事じゃなくても嬉しかったのは誕生日のお客様に知っている別のお客様が入店されて存在に気付くなり「お誕生日おめでとう」の一言でした。

Sigmaがあったからの「声かけ」な訳ですよ。

些細なことかもしれませんが、革屋という垣根を超えた世界も作れている部分があるという事が自分にとっては意味合いがあると再認識しました。

普段はみんなで馬鹿やってるだけなんですけど、言葉に出来ない物事が生まれてもいるという面白さがありますね~!

昨日ご来店頂いた方々、ありがとうございます!

ということで本題~!!

帯パーツにサルカンパーツを組んだりなんなり!!

昨日のバッグの帯部分。しっかりと頑丈に組まれているのが画像でわかりますね~ww

そう、ここにはこの頑丈度合いが必要な理由があるのでねww

とにかくこういう部分もちゃんと拘っているんですよ!

そしてこだわりはここだけではない!

金具は真鍮ねじり!

Sigma彫金の得意技「ねじり」。

この真鍮線をねじり入れてロウ付けしながらワンオフのパーツを組み上げていきます。

すると・・・

巷では販売されていないスクリューブラスDカンが出来上がります♪

綺麗且つねじりによる強度を増したDカンが出来上がります☆

これを利用してバッグ本体のサイドに組み込まれていくわけですね~( *´艸`)

なのでなので~・・・

Dカンを付けるための根革を製作する。

大抵ショルダーバッグのサイドに装備されている根革。

この根革も墨染めボアを利用して手縫いで組み上げて極力頑丈に組み上げています。

バッグの修理でも老朽化著しいのはこのパーツ。

VUITTONなんかバリバリにちぎれてるのを幾度も見てきました。

なのでここは妥協せず、軽視せず徹底して組み上げていきます。

クロスにして耐荷重を上げつつ蝋引き手縫いで!!

墨染めボアの色味が真っ黒ではないので結構いい感じにBRASSも映えていますね~♪

めっちゃマッチしている。この蝋引き糸もこげ茶をチョイスしているのですが色味の斑さが蝋引き糸にはあるのでこれがまたオシャレに見えます♪

平行してショルダーベルトにもバックルナスカンを真鍮パーツで統一していく。

ショルダーベルトはこんな感じ♪

ここもクロス縫いで根革の様に組まれているバッグが多く出回っていますが今回はお馴染みの「かぶせ」。

ALZUNI時代からのお馴染みの技法にございますw

ここだけ革を変える、留め具はコンチョで楽しむなど個性が出せる地味な箇所だけど重要なパーツなんですね~( *´艸`)

そういうこまかいところまで拘ったバッグ、本人は当初どうなって出来上がるのか???な部分もありましたが次回は完成までをご案内しようかと思います♪

完成は、、、ミサブログに頼もうかな。

一日挟むかブログシフトチェンジするかは金曜日の気分次第という事でよろしくお願いいたします٩( ''ω'' )و

 

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