大型VUITTONバッグの作り替え②(第2202回)

恐らく作り替えの中では面積的に過去最大級のVUITTONバッグの続き!

昨日は久々のお客様がご一家で来られまして、お誕生日プレゼントを選びに来てくださったのですが、思いのほか楽しんで頂いたみたいで幸いでした。

以前に比べて商品バリエーションが広がっていることが大きいですね。

お昼はまるよしさんでカキフライを最後食べ納めしたのですが、やはりクソ美味しい!!!

大玉の牡蠣なので帰りがけに聞いてみたら三陸産の牡蠣でした♪

出所が良いのに何もそこを宣伝していないのもまたまるよしさんのいいところ♪

商売っ気のなさはSigmaとタメ貼ってますね~( *´艸`)ごちそうさまでした!!

では本題♪

昨日の続き♪♪バッグの根革はこうなりました♪

カシメ三点+縫製止めのヌメ革☆

根革がこういうバッグの一番の弱点ポイント。

強化して部分的修理を施す為ひたすら進めると共に・・・

ファスナー部分を取っ払って封鎖ステッチを組む。

ここからが大きな山場。ファスナーバッグをファスナー無しで組み替える。

普通じゃなかなかありえないオペなのですが、ここは攻めます。

そして・・・

マグネットホックを仕込んで封じて二つ折りバッグに変えていく

もうここまでくるとだいぶ一か八かの世界になっていきます。

普段はあまり使わないマグネットホックを採用して蓋の部分にしていく。

しかしファスナーバッグがスクエア型だったので通常折り込みのマグネットホックは使えません。

しかしファスナーを撤去したが処理を丁寧にすると自然な形に・・・

変わってきます。

ここまでは良いのですが山場は角の折り込み!!!

左右対称にはなっていない角部分の折り込み縫製で留める(イメージ)

こんな感じでファスナーラインを奥に引っ込ませるために角部分を織り込んでがま口やダレスバッグの様な形状にしていきます。

ここは最終的にこういう風にするとイメージしておいて先に・・・

取手パーツをヌメ革で製作しつつ、根革の連結部分も新たに製作する。

部分に使い分けて手縫いとミシン縫いを使い分けて製作していきます。

ここまで来たら後戻りが出来ないので攻めのみです笑

真鍮Dカン大を利用して繋ぎを作り、根革を設置していきます。

この根革付近が何気に複雑に出来ていまして手縫いで強度を作っていきます。

本来オススメとしては画面右下の革のラインも交換をすると一体感が出てくれるのですが、機能的には軸部分が交換されるので今回はこの方式での施工です。

すると・・・

取手と軸がバッグに装着されます(^^)/

一発勝負のリメイク、明日へと続きます。

ではでは~

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