ナースさんの使う文房具ケース!(第2221回)

巷ではなかなか目にしない仕様の文房具ケース♪

最近車内で移動中にジャッキーチェン主演のポリスストーリーを1から見ていますw

思えば私が初めて映画館に行ったのは藤沢に当時あった「スカラ座」という所でした。

そこでお客様と映画館の話になりまして、そのお客様も「〇〇座」という映画館に連れて行ってもらっていたとの事。

そこでなんで映画館って昔は「座」という言葉が付くのだろう?と疑問になり調べてみた所・・・

「座る場所」からきている様です。

芝居小屋等も「座」が付いていたりして特に戦後、劇場名に「座」を付ける事が流行だったと一説にあるようです。

こういう雑学的な事を調べるのも面白いですね♪

では本題!!

グレージングヌメ一本で作り上げる経年変化を楽しむケースを製作♪

銀座の方にお勤めされている看護師さんの奥様のご依頼で製作となった文房具ケース。

ここ半年でちょこちょこその類の物を製作する事があるのですが、今回はその中でも

無垢の硬さをチョイスして製作依頼を頂きましてやってみました♪

今までのノウハウを融合させて作れるSigmaの面白さ!

以前シザーケースのはさみを入れる型を応用してペン差しとして複数ポケットを製作していきまして・・・

縫製してペンボードパーツを作る!!

こんな感じに連結させて組みます。

縫製はミシンではなく手縫いの蝋引き糸をお客様はチョイス!

しかもイエローで攻めて行ったので黒い革小物には映える感じに出来上がっていきます♪

一針一針魂込めて縫製しまして~・・・

かっこいいボードパーツが出来上がります♪

そう、上部に7050ホックを装備させることによって、ケース本体に脱着可能になるように作りました。

用途によっては外せたりする方が利便性も向上するんです。

このホックの幅も重要でして、このボードを本体に入れますと・・・

こんな感じに素敵な文房具ケースになるんです!!

初めてのオーダー品のお客様でしたが色遣いが良いですね~♪

そしてこんな感じにボードが収まるんです♪

ここにペンやらものさし・クリップ等色々差し込めまして、主要なペン以外は隙間に他の物を差せます。

そしてものさしはホックの金具と金具の間のクリアランスに差し込める程の幅・隙間があるんです。

だからこの幅なんです(゚∀゚)

そして外したい時は・・・・

こんな感じに外せますのでメンテナンスや整理もしやすいんです♪

ご依頼と言えど大まかに今まで使用されていた物を見させていただき、あとは基本お任せを言い渡されておられたので「こんな感じが素敵♪」とか想像しながらひたすら作るというシナリオww

こういうのをみると他の革で作ったらどうなるんだろうとか色々気になってしまいます笑

最初は固めか皮革でありながら5年後・10年後は耐久性の差が顕著に出ることでしょう。

革小物って・・やはりビニールやナイロンの様な化学繊維の物と違って素敵ですね!!

何をいまさらって?ww

たまに改めて強く思う事があるからですよ!!笑

この度はご依頼ありがとうございます!!

 

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