産業貿易センターの展示会に出席してきました(第1964回)
篠原ともえ×日本タンナーズ協会で作った着物を肉眼で確認してきました。
一昨日、夜一本の電話が鳴りました。
皮革のメーカーさんからSigmaの「ブラックインセンターグラデーションパープルモラレスパイソン」の色違いを出展しても良いですか?との確認のお電話です。
凄く律儀なメーカーさん。私は依頼者ではありますが特許を取っている訳でもない。なのにわざわざお電話いただけるんですよ・・。
確かに相当悩み、サンプルを重ねて作って頂いた至高の皮革。でもその皮革の配色構成を良いと思っていただいたのか違う色で出展されていました。
そう、確認いただいてオッケーをしても決してSigパープルはあえて作ってきませんでした。
生産者と言えど作れるのに勝手には作らない。世界のブランドと付き合うメーカー様なのできっと難しい事がいっぱいあるんでしょうね・・・「うちだけにしかこの皮革を作らないでくれ」とか取り決まり・ルールがあるのでしょう。
小さなSigmaとはいえそのように大切に付き合って下さる生産者様に感謝です。
そこで連絡を頂いたので昨日朝一で産業貿易センターに行きました!
全国・海外の革屋さん・問屋さん・営業さんが集まっていますねww
ここで業者登録の受付をして中に入れる仕組みです。
私は普段直接工場にアポ・ノーアポで足を運ぶ事が多いので実に貿易センターに足を運んだのは10年ぶりくらいでしたww
何故かというとですね~・・場所によっては話を聞きたい相手がいても・・
このように海外のメーカーさんと通訳さんがテーブルで商談していたりとかする場なので私の様な個人事業主にはちょっと雰囲気的に入りにくいんですね~ww
無計画で直感で行動する私にはこういう場はどちらかというと不向きなんです笑
とはいえ回ってみると私がお付き合いしているメーカーさんが4.5社いたので挨拶はしていきましたw
当店でも扱っているシュリンクも新色が出ていたりして・・
色々何が違うのかとか現物を見て確認してきました。
他、こうできないのかとか色々案を出しあったり可・不可を聞いたり勉強になりました☆
っとそんな中最近テレビで話題になっていた着物を見ることが出来ましたよ~♪
世界的広告賞・ADC賞で二冠を獲った篠原ともえさんの作品
はい、北海道のエゾシカを使用した鹿革の着物が世界で評価されたんですよ!
Sigmaでいう切りっぱなし部分を何頭分も重ねて模様を作り出す。
日本タンナーズ協会が動いていた=日本皮革代表チームが世界にチャレンジした着物なわけです。
これぞジビエの極み。北海道で猟をされた鹿革のスクラップ・サスティナブルレザーで世界
に評価されて帰ってきた逸品。染め方も美しく皮革の地肌そのものも無垢感が残っていて素敵でしたよ~
全体を見ても縫製を加えていない最先端の作り?!
特殊なのりだけで重ね合わせている様ですww
ちなみに私が青春時代の篠原ともえさんはきゃぴきゃぴしていて変なキャラでしたが、今となっては世界のデザイナーになってしまったわけです笑
今回の受賞で篠原ともえさんは一着製作に携わるだけで1000万円越えの評価が付く作品になるだとか耳にしてびっくりしました笑www
そんなこんなの機能をご紹介いたしまーした♪
とりま・・Sigmaの皮革はこういうレベル・ランクでの皮革を常時扱っていますww
寒川の一角でね・・・・笑
ではでは~!!!
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