Sigmaのカスタム技術の基礎をALZUNI商品を使って振り返る①(第2074回)
Sigmaのカスタムは前職ALZUNIで施工してきたカスタムの応用から成り立っている。
昨日は久々のお客様のご来店も重なり楽しい時間を過ごさせていただきました♪
ご来店いただきました方々ありがとうございます!
えーと、今日はですね~、先週の3連休で来られたお客様の過去の作品をご紹介するとともにカスタムについてお話していこうと思います!
Sigmaの前身からご存じのお客様は既知な事ですが、Sigmaのカスタムって前職からのお付き合いのあるお客様方の発想から具現化されたものを根本としていまして、それを施工した過去の経験からの応用の要素が凄く強く色づいているのは言うまでもありません。
その象徴的な現物をお借りしてご紹介していきます。
まずはこちら~( *´艸`)
絞り加工のメディスンバッグカスタム(/・ω・)/ww
デデーンと出てきたのは懐かしいメディスンバッグ♪
前職に勤めていた時から既に廃盤のデッドストックとして販売されていたもはや化石ともいえるナチュラルパイソンの革小物。
懐かしいですね~ww(/・ω・)/
これは蓋だけでなく本体にもWステッチを施し、マグネット式で作られたシンプルなバッグだったのに対し、後付けでカンベロシステムを組んでペンダントトップとシルバーパーツ、ミスティッククォーツでできたカスタムコンチョで決めています(´ー`)キレイ・・
そして元々ホックなしの固定式ベルトループが中途半端なところに付いていて、使いづらさがあったのでこのお客様はベルトキーホルダーを二発使って可変式の吊り下げ式ループにしているという拘りが見えていますww
蓋を開けるとマグネット破壊跡がいかに原型をとどめていないかが分かりますww
こんな感じで元々マグネット固定していた跡がありますねww
そこにカンベロを組むために穴を開けてとにかく・・・・
「破壊」からの自分好みに組んでいたのが当時のセオリーww
今となってはそのセミオーダーがフルオーダーに変化しています。
カンベロの軸のサルカンはシルバーリングで作り上げている。
そしてカンベロと言えばシルバーサルカンですねww当時は既存のカスタム商品はありましたが、どちらかというとシルバーリングを破壊してオンリーワンを実現させていた方が多く、それはSigmaの基本系としてこの技術は生き続けているというかむしろ進化していますww
当時じゃできなかった加工とかありますので。
でもこの当時こういう物を作らなかったら今作れないですねww
しっかし・・「カンベロ」カッコイイですわ・・元祖!ですね!
シルバーだけではなく色味の使い方も参考になる!
そう、カスタムコンチョとかシルバーも素敵ですが、革の使い方の配色がお手本のような構造ですね!
とくにこのカンベロも当時カンベロパーツとしては販売されていたラインナップにはない組み合わせのバックカットパイソンとナチュラルパイソンの混合という所がヤバイww
単にパイソンを組みました、黒を入れました!でもかっこいいのですがここも二色を入り組ませることによって全体バランスと拘りが表現されるんですよ。
こういう皮革の使い分けも現在は進化しているところがSigmaの面白さですね♪
続きまして~・・・
2WAY変則ベルトキーホルダー(/・ω・)/
久々に見ましたwwこれ、前職時代に販売されていた原型があるんですが元々パイソン部分はそのままで、黒いバックカットパイソン部分はノーマルの黒い皮革が付いていた物です。
そこに後付けでバックカットパイソンに張り替えまして、徹底的にWステッチを編み込んだものです笑
かっこいい~ww
そしてなぜ2Wayかといいますとなんとこのベルトキーホルダー、無駄に!!w
カスタムや見てくれには大切で貴重な「無駄な機能!」爆笑ww
なんとネジを外せば分離出来るんですよ~!!!笑
まぁーまず相当な事がない限り外さないですよね~ww
でも、カスタム心にはね、くすぐられるんですよこの無駄な機能が!!!
「無駄な機能」はマジで誉め言葉でして~
例えばこの二連カスタムコンチョの下段は機能がゼロではないけど・w
ほとんど飾り的な要素が強い下段コンチョww
上段はホック部分で必要なのですが、下はブラブラ揺れるだけΣ(゚Д゚)ナヌッ笑
いやいや、でも2重リングの負荷はこれがリンクしていることにより軽減されるので
無しではないんです!!
でも・・無くても使える訳です笑
重要なのはもちろん・・・
「外観のかっこよさと見栄え(/・ω・)/」←ここ重要\(゜ロ\)爆笑
機能なんてどうでもいいんですw
愛着と見栄えが重要視されるのがカスタムなのでww
この下段コンチョが付いているか付いていないかではるかに外観も変わるんですよ!!
カスタムの拘りは計り知れないんです。
現に言われないとわからないところですが、この上段、下段のコンチョは土台が二個ともコントではなく、リングパーツとペンダントトップが土台ですからねww
コンチョなんだけど土台もコンチョではないという拘りがこの方が求めた形なのです。
というように・・自分だけの革小物にアクセサリーの組み合わせ・・・
どっからどう考えてもサブカルチャーの極みですがSigmaはこういう事にも全力で取り組み続けています!笑
今回のカスタム内容、使用しているアクセサリーだの気になることがあればご質問下さい。
どんなパーツを作ったのか長い歳月が流れようが私が作り上げたものなのでご案内できます笑
作った本人も意外としぶとく覚えているものですww
カスタムは・・歌でいえば「宙船」です。( ゚Д゚)は?ww
ということで明日はまた違う革小物をご紹介させていただきますね~( *´艸`)
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