昨年12月13日のブログで・・・・
鹿二頭を塩を入れて・・・・
こんな状態からお付き合いさせていただいているタンナー様に送ってから1か月半、、
とうとう先日・・・
まぁなかなか見れない状態ですがこれ、染色する前の鞣された鹿さんなんですね~。
これを持ち主の猟師さんに一度確認して頂いたり・・・
一部のお客様で加工前のこの鹿さんをご覧になられた方もいらっしゃいましたが、質感や風合いを見ていただき、染色方法を設定して再度タンナー様の元にお送りするという過程でした。
Sigmaで行われたこういう皮革、皆様普通に「おうおう」と手に取り触りをしていますが、まず巷の人が普通見れる物ではありません。大変貴重な機会です!
そしてお客様が一匹は墨染め、もう一匹はお任せというご希望を出されたのですがなかなか内容的に依頼もしづらい部分もありまして、、、
ちょっと私も鹿革の染色依頼は初めてでして、普段Sigma内では軽い感じに皆この色イイネ♪この模様イイネ♪でやり取りするわけなのですが、その裏では真面目に仕上げる為の染料の種類、濃さとか色のノリ具合とか、それにかかる費用、クロコ、パイソンでは出来るけどオースト、鹿では出来ない相性とか色々ある訳です。
例えこの鹿をウチの依頼ではなく持ち主のご依頼だとしてもそれは同じ。
仕上がりを失敗するわけにもいかないし失敗させるわけにもいかないんですよ。
ということでタンナー様の社長さんと話した結果、改良した新型の物で依頼をかけておきました。まぁ、他ではなかなか出せない色味で仕上がってくるであろうと予測しています。
また出来上がったらご案内致しますね♪
その他・・・今日は特別にご案内します♪
この指の部分がメノウの石です。
ウチの定番のパイソンもそうですがクロコダイルの艶とかも全てこの機械でプレスかけながら磨き上げるんですね。
これもエンドユーザーには関係のない話ですが知っておくと面白いネタですよ♪
ほんと色々と我儘を聞いてくださいますw
たとえばこのパイソンをですね、機械に挟んで磨き上げていきますと~・・・
分かりますよね?ww明らかに艶が出ているんですよ!!
この端材、頂いてきたので比較が出来ます♪
希望される方がいましたら声をかけて下さい!!
細かいことかもしれませんがこういう工程一つ一つ自分も認識したうえで拘った皮革を依頼して出来上がってくるんです。
ということで話しきれませんが今日はこの辺で♪♪
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