シルバーナスカンの修理(^^)/(第2187回)
シルバーナスカン修理はどのメーカーでも修理が難易度高!
昨日は久々のご来店のお客様や常連様がいたのですがみんな内容が濃ゆい!!w
今回は普通に作ろうかなと言うもとーんでもない発想に進展してオーダーを頂きました笑
ちょっと・・楽しみにしていてくださいww年内までに作ってみたいと思います笑
そして週末イベントがあるにもかかわらず今回Sigma・・・
「通常営業で詰んでてイベント商品つくれまてん」ww
ここ最近楽しみな作品のご依頼を頂いて大変ありがたい限りなのと修理品ラッシュでたまたまイベントと納期が重なっていてイベント商品に手が回りませんw
勿論全く作っていないわけではないのですがねww明らかに前回よりも作れていないw
まぁ、店舗ありきなので店舗主体で行動しまっせー(^^)/
では本題(゚∀゚)
分離しているシルバーナスカンww
長年使われてきて金属疲労を起こしたシルバーナスカン。
しかし壊れ方が珍しいパターンで、本来は内部のバネが死ぬことが多いのですが、なんと下のスイベル部分が破損しています。
何かにヒットしたのか根っこが変形してボールが取れていました・・
ということでいつもと違う事例での施工です。
仮のイメージで組み合わせただけの状態がこちら!!
確かに金属疲労を起こしてクリアランスが広がっている。
なので経年劣化で抜けたかんじですね。
ふだんであればここはあまりクリアランスが無いのが普通なんですけど。
ちなみにここの部分の修理は可能か不可能かと言いますと・・・
大抵可能です(*'▽')Sigmaですから笑
作業工程としてはだいぶ諸刃の剣でして、結局熱を入れたりして組まないといけないのですが、火の当て方を間違えるとバネ内部のデリケートな部分が死にますww
なので慎重にこなせば出来たりするんですね~♪
ということである程度曲がったバーを修正しまして・・・・
クリアランスを詰めながら鏨で加工した軸パーツをたたき入れていく。
もはやパズルゲームの様な工程で地道ですがこれしか直す手立てが多分ない!!笑
作るだけがSigmaではありません。直すのもSigmaです。
そして鏨でたたいた後はロウ付け~!!
慎重に熱入れて補修していくも外れたりする別箇所w
ほんと繊細www
今回のナスカンは修理工程を進めるうえでバネを留める軸がボンド止めのカシメであることが判明wwwヤバッw
この部分は同じ形の製品でも作り方が異なっていたり謎が多い部分。
今回はなかなか繊細の中の繊細でした笑
とにかくスピード勝負なので患部を徹底的に速攻でロウ付けしていきます!!
無事に形が戻りました♪
なんか・・・たまたま感も否めないですが結構綺麗にクリアランスを詰めての戻しに成功しました。
カスタムコンチョより難しかったかも爆笑ww
最後磨き上げて納品(゚∀゚)
たまたま治って良かったですね(゚∀゚)オイッw
冗談はさて置いてこのように無事に治ってくれました♪
というか修理前よりも状態が向上したかもしれません笑
今のところ幾度となくシルバーナスカン修理は出来るかわからないままオペの失敗はありません笑
でもたまたまなのはやっていてわかります。
シルバーナスカンが壊れたら是非Sigmaへ!!
失敗第一号は・・・あなたのナスカンかもしれない・・・(一_一)
第一号となる記念すべきお客様・・・募集中です!!!え?(´◉◞౪◟◉)
ではでは~(゚∀゚)笑
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