タグホイヤーの時計バンドカスタム(第2245回)
文字盤の付け根が見たことない時計で苦戦w
ようやくGWが終わり、今年も思い出がいっぱいできました!
普段来られないお客様のご来店や複数回遊びに来て下さるお客様、そして新規のお客様・・・
なんだか例年のGW以上にもっと頑張らないとなぁ・・と改めて感じるじかんでもありましたw
では本題!
タグホイヤーの時計バンド老朽化交換!
今回は高級時計「タグホイヤー」。元々の時計バンドがボロボロだったので今回オーダーで
バンドを製作するというご依頼を頂き、象革で今回攻めて行きました!
象革、日々日々レア度が上がっていくヤバイ皮革になりつつありますねw
しかし問題は革ではなく仕組みでしたww
ムーブメントの付け根がピン式ではなくプレートイモネジ形式!!
こーれはちょっとヤバいかもww
分解時そう思いましたwwイモネジ2点で留まっていて、いつものピン式とはわけ違うww
恐る恐る分解すると・・
アイヤー(^▽^;)こうなっているのね~ww
まぁ、出来ないでもなさそうですが突起しているプレートが邪魔ww
そしてスペースが狭い・・・これに薄いヌメなら何とかなりそうだけどゾウで攻めるには非常に難関ww
しかも画像1枚目のようにバックル留めでもないので正直ゾウで組めるのか分かりませんでしたww
でも作るしかないのでやるだけやってみる。
極薄にして根元のプレートにくぐらせる。(''Д'')ヒャー
ここまでくると耐性が分かりませんwwなので無保証の施工という形で進めさせていただきました笑
一応出来ない事はないようです笑
ここが通過出来ても留めの部分が作れるのか?という問題が出てきます。
まぁ、、後で考えればいいですね!!ということで!!
なんだかんだ形にはなった(゚∀゚)
ただこれはゾウの付け根が金具の芯が邪魔をして縫製を組むことが出来ません。
なのでここの老朽化に関しては使っていかないとどうなるのかが分かりません。
見た目は良いですが通常のピン式とは安全性は異なる物だと認識しています|ω・)
そして留め具部分も・・
作り方忘れましたが当時出来た様です(・∀・)笑
ここがね~なんだかんだ一番大変だったんですよ!!!
とにかく製作はできたのですが難しすぎてやり方覚えていません(/・ω・)/
記憶に残っているのは「ヤバッ(;・∀・)」という心だけでした笑
ゾウ革のタグホイヤー・・とてつもなくヤバイ腕時計に変身してくれました♪
持ち込みの時計は現物確認要です(゚∀゚)
今回の時計はもう持ち込みであっても・・・受けないかもしれない(´ー`)フッww
製作後の耐久性とかが想像つかないのと難しいのと採算が取れない等が重なるので安心して納品が出来ないんですよ笑
もちろんいつも安心して納品できるものは少ないのですが、ホイヤーに関しては「超」がつくレベルでしたw
そんなこんなで今日も謎の物を作っていくSigmaなのでした(´ー`)
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