カービング切り抜きクロコダイル&パイソンウォレット①(第2496回)

ALZUNIのカービングウォレットを全解体して魔改造へ

昨日は一粒万倍日の天赦日、虎の日が混じった究極に良い日という事でお客様も寒川神社に行かれて

板のですが送られてきた画像がまた人がいっぱいの画像でしたww

凄いですよね~寒川神社。

明らかに去年よりも人がいつも多い。先週もおつかいで寒川神社に行ったのですがめっちゃ駐車場並んだんですよw

初詣も二月中頃まで結構混むしどうなっちゃったんでしょうね!

ちゃんと神社仏閣を参拝する若者も増えているのでしょう。

良い兆し(゚∀゚)私もいつの日からか神社仏閣は月に1~2回必ず行っています。

では本題へ♪

ALZUNI製二つ折りメキシコクラフト「花バスケット柄」ロングウォレットを全開体へ!!

なんと懐かしい・・前職で幾度となく販売してきたロングセラー「メキシコクラフト」の財布です☆

俗にいうカービング財布ですね!

このカービングレザーは元々ヌメ革を彫刻して模様を入れた牛革財布なのですが、メキシコの文化が発祥で

私達はメキシコクラフトと呼んでいます。

前職のALZUNIでは拘りがあったので当時はちゃんとメキシコの職人に依頼した物を取り扱っていました。

特にこの花バスケットに至ってはこのバスケット部分が職人の腕が良いのか等の指標になっていまして、皆花柄に目が行きがちなのですが、本当に根から好きな方はこのバスケットを見てイケているのかの判断をすることが多いです。

そして今回はこの財布をバラして外パーツを展開して・・・

バスケット柄の配列を見る(゜-゜)。うん、かなりイケてる気がします!!

カービングを刻む力加減とか、曲がり具合とかが判断材料になるのですが非常に素敵に組まれていると思われます。

きっと手慣れた職人さんがガンガンと彫刻を入れた魂を込めて作られた外パーツなのでしょう。

そんな外パーツを今回・・・

一番イケている部分だけをくり抜いてしまえ~(゚∀゚)ヒャッハー!!

もう職人さんへの冒涜とも言えなくもない罰当たりな作業で見ごとに傑作部分をくり抜きました!!

まぁ、傑作と言えどそれを「超傑作」にすれば問題ありませんよね!!

シルバーアクセサリーの概念と同じです。破壊からの創造ww

まぁ、作業的には出来上がったものから一度解体して組み直すというのは結構難なのですけど笑

今回はくり抜いた後に皮革の床面を削って漉いていきまして・・・

ヌバックブラウンクロコダイルを使用して切り抜き額縁仕様で外パーツを組み上げます。

これまたとんでもないお財布になりそうですねwwバスケットをくり抜いた箇所から恐ろしいクロコダイルが顔を出すという前代未聞な展開に(;'∀')驚

贅沢にもクロコダイルのお腹と背中の間部分を利用してこれを組み込むんです。

ここで段差がきつすぎると後から取って付けた感が出てしまいますので合わせながら更に調整してクラフトパーツを更にギリギリまで薄く加工していきます。

そして貼り合わせてつなぎ目を確認すると・・・

絶妙なクラフトとクロコダイルのつなぎ目が出来上がります☆

0.5~0.6mm位に薄くすると違和感ない額縁が出来上がります。

これ説明しないと分かってもらえない部分ですねww

一般的には「このバスケをくり抜いて~、そこにクロコ入れたい!!」という殺伐なイメージだけが先行するじゃないですかww

それを了承して施工するときは結構このような舞台裏があるんですよ。ww

地味なので割愛しますが粉だらけになって小細工をしているんです!!

でもこの地味な作業を施した結果ですね・・・

末恐ろしい外パーツのベースがここに出来上がるのです!!

こ~れは凄いですねwwww

このじょうたいにしたあと、カービングとクロコダイルの際をひたすらミシンで縫製を施します。

なかなか至難な業ではあります。そして縫製を施した後に、貼り合わせの皮革を貼ります。

今回は画像にはありませんが貼り合わせたパーツは・・・

限定の「スパイラルカットモラレスバックカットパイソングラデーションブラウン」ですww

なんたる長いネーミング笑

でも、そのとおりなんでね!

明日はミサ君にバトンタッチして書いてもらいましょう!

というのも外パーツは私、中パーツはミサ君が組んだバトンタッチ式の製作財布なのでね!!

ではでは~♪

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