ヴィトンのブレスレットのサイズ変更カスタム(第2258回)

VITTONのホログラムは本革?!合皮?

今日は突然寒い一日ですね!!

昨日ポカポカタイムに納め物を納めてきて気分一新で仕事を進めていたのですが、SVの作業でてこずって面白い一日でした(゚∀゚)

今日はもうSVお腹いっぱいで触りたくないので革作業をしていこうと思います♪

では本題♪

このVITTONのブレスは初めて触りました☆

という事で出てきたのは一本のVUITTONのブレスレット。

長さが21.5cmで持ち込みの物だったのですが、この度19cmにサイズに縮めていくご依頼を頂きました。

ちょっとですね、出来るかわからなかったので「無保証」の作業なら施工しますと伝えると普通に「それでお願いします」と返答を頂きましたので一か八か施工に。

何故無保証かというと・・・

VITTONのホログラム部分は「革」ではないからです。

そう、VITTONのホログラム部分ってファンは本革かと思っている方も多いですが、実際はですね。。。

PVCという「塩化ビニール」素材なんです。

エジプト系の綿に塩化ビニール加工を施した合皮なんですよ。

一見本革ブレスの修理に思えるかもしれませんが私としては高級と位置づけられたビニール素材のブレスレットの修理する恐ろしいイメージなんですね。

なので酸化度合いによってはすぐにちぎれて修理不可なんです。

だから無保証の作業としたんですね~ww頼まれない限りやりたくない部類です。

でもこれ触る業者少ないはずなので一か八かやりましたよ~('ω')

早速根元の金具から外そうと引っ張ってみると・・・ブチッ!Σ(゚Д゚)

ヤッバ!!!!Σ(゚Д゚)汗www

速攻で途中でちぎれましたwなんかチューブが入っているんですけど~!!!

しかもそのチューブに塩化ビニールがうっすく巻かれているだけやん!!!Σ(゚Д゚)驚

と、とにかくサイズダウンだからちぎれても問題ないのでとりあえず金具にボンド留めされた部分を引っこ抜きます。(◎_◎;)汗

せ~の~・・・・「にゅる~」って・・・・

塩ビだけ抜けてチューブが取れん!!マジで絶体絶命の下村(◎_◎;)w

・・・。これはほんとに失敗するかも・・と思いました。

無保証作業と言えど成功する気持ちで施工しているので気持ちがツライww

と、とりあえずペンチで挟んでも引っこ抜けなかったので・・・

ドリルで焼きちぎっていく。(;・∀・)ヒャー

もはや革作業とは程遠い感じですね。

この辺りから謎の「意地」が芽生えてきます。

そして・・・

金具救出!!ww

もう覚えていないですがこの金具部分はSVだった気がしますww

いや、合金だったかな・・・そんなことは当時もうどうでも良かったです。

でもここまでくるとゴール出来る可能性が生まれますww

そして無事に差し込みが出来ました(ノД`)・゜・。危なかった~ww

塩ビの巻き付けの切れ込み部分がなかなか入らないので苦戦しましたww

力任せに入れ込もうとすると突如「ニュルッ」ってはげるので慎重に。

でも一番大変だったのは他の装飾品パーツの位置をずらす事でした。

等間隔に部品ずらすのも紙一重なほどデリケートww

なんだかんだサイズを短くできました!!!

感想としましては「何もなかったかの様にカスタムして納品をたまたま出来た」という感じでしたww達成感無しww

いや、マジでね~恐縮ながらたまたま感半端なかったですわ!!笑

時限爆弾の装置の配線で最後どっち切ればいいのよ?!!みたいな感じです。

 

なので決めました。

このブレスはもう触らないと。(。-`ω-)ウムww

そんな経験をしたりしながら今日もせっせこ作るのでしょう♪

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